【MAG腕時計*】電波!ソーラー!10気圧防水!全増しトリプルなのに2,920円!

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以前から興味のあった電波腕時計

愛用のG-SHOCKが逝った話

2018年5月に購入してから約8年、苦楽を共にしたようなしていないような微妙な関係性にあったG-SHOCK(DW-5600E)がとうとう使えなくなってしまいました。症状としては液晶が消えたり薄れたり、たまに文字が掠れたりと明らかに調子が悪いです。電池を交換しても症状は変わらず。G-SHOCKの強靭な防水性能に頼って洗濯機に突っ込んで洗っていたのがいけなかったのかな?

それでもよく持ち堪えてくれた愛用のG-SHOCKも8年前と比べてかなり値上がりしたようです。2018年当時はAmazonで5,590円、2026年では15,999円になっています。3倍!?物価高こわっ!

職業的に電波腕時計があると便利

みなさんご存知の通り電波腕時計とは「国の機関が管理する標準電波を受信して、誤差を自動修正する機能がついた腕時計」のこと。つまり時刻修正をしなくても常に正しい時刻を刻み続けてくれる超絶エリート君の極みが電波腕時計なのです。たまに電波を受信しなくて役立たずになる一面もありますが、それも含めて「可愛い奴」…と思えるかで心の余裕が試されます。

私の職業は秒刻みで把握する必要があるので、パッと見てすぐに時間が分かるデジタル式が理想。現在販売されているG-SHOCKのほとんどは針を利用したアナログ式が主流ですが、上述したDW-5600Eを長年愛用していたのも時間の把握に便利なデジタル式だったから。デジタル式なら暗所でも便利なELバックライトが搭載されていますが、アナログ式だと常時発光のトリチウム以外は基本的に蓄光ですからね。

場所を問わずに快適に時間を確認できるのもDW-5600Eの魅力でした。

Amazonで検索したらMAGがヒットした

そこで今回こそは電波腕時計を購入しようと思い、Amazonで検索してみると意外にも数はあまりないですね。大体ヒットするのはG-SHOCKのアナログモデルとよく分からない中華製ばかり。そこでひときわ存在感を放っていたのがMAGだったわけです。商品説明欄がしっかりとした日本語だったため、それだけで脳内の評価が爆上がりでした。調べるとノア精密株式会社という台東区の企業だそうな。

生産は間違いなく中国だけど、怪しい商品の永久バーゲンセールであるAmazon内においては日本メーカーであるだけで希少価値が高くなります。

腕時計としてのMAGの本質

2,920円なのに機能マシマシ

MAGの基本スペックは以下の通り(外箱に記載されていた機能一覧を参照)。

  • ソーラー機能 ⇒ ソーラー機能は謳っているけど肝心の蓄電機能はなし。暗所では発電できないので実質光だけで稼働させることはできない。つまりはボタン電池の寿命を延命させる役割だけ。
  • 10気圧防水 ⇒ 静かな水深100mに耐えられる機能のこと。洗濯機の中は濁流状態なので放り込んで洗ってはいけない。
  • ELバックライト ⇒ 意外と液晶全面発光のしっかりとしたタイプ。チープカシオのように端っこだけ地味に照らすような豆電球式ではないので地味に嬉しい。
  • 電波受信状況表示 ⇒ まぁこれがないとちゃんと受信しているのか分からないよねタラちゃん。
  • 時報機能 ⇒ いらない。
  • ストップウォッチ ⇒ いらない。
  • カウントダウンタイマー ⇒ いらないもん!
  • カレンダー表示 ⇒ あまり信頼していないけどあると便利。
  • 12/24時間表示切替 ⇒ 職業的にありがたい機能。
  • デュアルタイム機能 ⇒ いらない。
  • 電子音アラーム ⇒ いらない。

半分くらいはいらない機能だけど、キャリア端末のスマホアプリのようにデフォルトで入っているような機能は完備しています。タフネスさを除けば機能面ではG-SHOCKとほぼ同じ。

見た目の質感は驚くくらいにお値段相当

パッケージはホームセンターの時計コーナーにぶら下がっていそうなチープなもの。怪しい中華製ガジェットは本体ではなく外箱にお金をかけるが、日本メーカーの場合は外箱ではなく本体にお金をかける。これこそ正しいコストの使い方。

パッと見の印象はダイソーやセリアのような精神的に不安を与えるようなチープさはなく、かといってG-SHOCKのような本物感もない中立的な質感。表面が安物にありがちな光沢タイプではなく、サラッとしたサンドタイプなので思ったよりもチープさは感じません。ようするに3,000円くらいであれば文句の言いようがない妥当な質感であり、これほど価格と見た目が釣り合ったガジェットは珍しいと思います。

バックルはサラサラとして柔らかいので汗を掻く夏場でも快適に着けられそう。

軽さは正義!愛用していたG-SHOCKの重さは54g。

対してMAGは46g。たった8gの差だけど体感上の重さは全然違います。MAGは本当に空気のように軽い!

そしてまさかの全面発光式ELバックライト。この価格帯で全面発光式はかなり珍しい。端から照らす豆電球式の場合はどうしても視認性にムラが出るのですが、全面発光式の場合はそれがないので暗所でも快適に時間を確認できます。ハッキリと言いますが、ELバックライトとしての完成度や視認性に関しては圧倒的にG-SHOCKのほうが上です。それでも最低限ストレスが溜まらない程度には見やすいと思います。

子ども向け?大人向け?

ここまで安さ、軽さ、視認性の良さを紹介してきましたが、これらの要素は全年齢を対象にしたモデルであることの特徴です。公式ホームページを確認すると老若男女、世代や性別、シチュエーションを決定づけないような広告展開がなされています。全体的な質感を見れば大人が着けていても問題はありませんが、画面上だと質感までは分かりにくいかと思います。

子供向けの軽さ、高齢者向けの文字の大きさ、若者向けのカジュアル志向をうまく合わせた腕時計界のミックスジューチュです。

腕時計を着ける自分ではなく腕時計を着こなす自分を目指せ

今回このMAGを購入するにあたり、一番の懸念点が「果たして40代の大人が日常的に使っても変ではないか?」ということでした。ユニセックスなデザインは若干子供っぽいし、液晶の文字の大きさも安っぽさに拍車をかけないか?そう思い最後の最後まで再度G-SHOCKを購入するか迷っていました。だけどそんな憂鬱は春の嵐のごとく暴風と共に一瞬で吹き飛びました。

着けてみると意外と気になりません。フィットネスジムに通う人が着けていそうなアディダスな雰囲気が漂っています。何よりも視認性が良すぎてマジで便利!これが1万円だったら考えますが、3,000円以下ならコスパ良すぎです。ここで私はひとつの結論に至りました。この腕時計をしっかり着こなしてやろうと…。

例えばですが「カッコいいけどハゲ」と「ハゲだけどカッコいい」は違います。前者はかなり悲観的ですが、後者はジェイソン・スティサムのようなクールなカッコよさを感じます。同じ言葉なのに順番を変えるだけで見方が変わるのです。「美味しいけど高い」と「高いけど美味しい」も違いますよね。高いけど美味しいものに関しては次も買いたくなります。どちらに見られるのかは本人次第。

雰囲気づくりも重要です。白衣と聴診器をつけて人目を気にしながらオドオドと歩いていると「医者のコスプレをしたキモオタ挙動不審ブヒブヒ野郎」の刻印を押されますが、堂々と歩いていれば不思議と「どこかの医者」として見えてくるものです。装い方ひとつでダイソーのネクタイでも妥協ではなく意味があってあえて着けているんだなと勘違いさせることだって可能です。

どんなにお洒落な服だって髪がボサボサだったり清潔感がなければ宝の持ち腐れです。私は「チープだけどカッコいい」と思われるような着こなし方を目指していきたいです。

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