古くて売れない携帯を引き取ってもらいます

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今となってはゴミの山

現役引退後、クローゼットの奥で余生を送っていたかつての相棒たち。全体を見渡せばそこには2G(mova)、3G(FOMA)、そしてなぜかWILLCOMといったような忘れ去られた化石のような端末たちが(LED電球の)光を浴びています。とうとうこれか最期です。

処分の理由は2つ。

  1. 古すぎて価格がつかないこと
  2. 放置しているとバッテリーが破裂する恐れがること

ゴミですから値段がつかないのは仕方がありません。問題は後者で、バッテリーは常にガスを発生させているので気がつけばぷっくらとお餅みたいに膨らんできます。自動車用バッテリーのようにガス抜け機構がありませんから、ゆくゆく果ては破裂の道しかありません。

過去には破裂によって大火傷をしたり、指先を欠損した方がいらっしゃるみたいなので、気が向いたうちに処分しないと手遅れになりそうです。クローゼットに眠る爆弾の山…怖すぎる。

ちなみにスマホ含む携帯電話は資源ゴミの扱いなのでそのまま捨てることができません。処分の際は各キャリアの窓口(ドコモショップなど)、家電量販店等で無償で引き取ってくれます。引き取る端末はドコモでもソフトバンクでも何でも良いそうです。

とりあえず最期なので動作チェック。どうせ捨てるのにね(笑)

ガラケー時代に猛威を奮ったN505iS(NEC製)。これさえ持っていればクラスの中でリア充確定なくらいに人気が高かった気がします。まさか近い将来…スマホ事業が失速して撤退に追い込まれるなんて夢にも思いませんでした。それだけNECは強かったんです。

ガラケーのNシリーズと言えばコレ!背面がホタルのように光るエンブレムイルミネーション!これを耳元で光らせることがリア充へと踏み出す第一歩だったのです。光に惹かれる習性は虫と一緒。同じ地球に済む生命として本能的な部分は変わらないのかもしれません。

色々な色に光る!とにかく光る!

こちらはSONY製端末。右のストレート型がSO502i。私が人生で始めて購入した記念すべき1号機です。左は進化型のSO905i。当時のSONYは使い勝手どうこうよりも個性を重視してセンタージョグを採用していましたね。当時のCPU性能もあってか感度不良が目立ちました。

SO505iの売りが閉じた状態でのウォークマン機能!サイドボタン長押しでタッチセンサーが表示されるこだわりっぷり!曲はSDカードに入れていつでも持ち出せました。

画面を回転させれば自動的にワンセグモードに切り替わります。この状態でも地味にタッチセンサーが表示されるところがいかにもSONY!

ご丁寧に背面スタンドまで用意(笑)

ウォークマン、ワンセグ、高性能カメラ…ん?どこかで聞いたような?

そうです!現代のスマホにおいて当たり前に搭載されている機能が当時のSONY製端末でも搭載されていたのです。もちろん他メーカーでも音楽再生機能を売りにしたモデルはありましたが、SONYは独自のダウンロードサイトも持っていたのでスムーズに曲入れが出来たんですよ。

今で言うiTunesみたいなものですね。ですので当時は京セラと並んで最弱だったイメージのSONYが現代でもXPERIAシリーズとして生き残っているのは本来SONYが得意だったマルチメディア面(映像配信等を自社で出来る)がスマホで存分に生かされたからだと思います。

こうして見ると細かい不満はあった反面、楽しさという猶予が残されていたのが旧世代の端末だったと思います。今のスマホはどれも完璧すぎてワクワク感がありません。iPhone4が発売された時の感動がiPhone12にはありません。幸せなことかもしれませんが慣れって怖い。

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