Amazonで購入したサイクロン掃除機 Season2(3,980円)

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Amazonタイムセールで3,980円(通常4,980円)のコスパ最強掃除機!

2020年5月に購入したYUNDOOのサイクロン掃除機が寿命を迎えそうだったので、その後継機として今回のサイクロン掃除機を購入しました!なんだかんだで延命措置はしていましたが、4,299円で約3年使えれば十分元は取れたと言えるでしょう。過去記事は以下のURLからリンクすることが出来ます。

Amazonで購入した4,299円の格安サイクロン掃除機

3年以上愛用していたYUNDOOの掃除機


購入から3年経過した掃除機はこんな感じでくたびれた様子…。本体ノズルの付け根が外れたり(修理済)コードが内部で断線したり(修理済)と波乱万丈なマシーンライフを送ってきた掃除機ですが、ポンコツながらもいまだに稼働を続けてくれています。ちなみにブラシノズルは自作です。


外れた根本の修正箇所


外れてしまったノズルの付け根はロックタイトという神がかった超強力接着剤で応急処置!まだまだ使える状態ではありますが、さすがにそろそろ燃えそうな気がするので今回は意を決して新しい掃除機を購入することにしました。Amazonのタイムセールでまさかの3,980円!中華製製品の原価たるやの恐ろしや…。


今回購入したeLezonの掃除機(読み方不詳)


ハイ!さっそく数年後には消えていそうなeLezonという超謎メーカーの掃除機です!そして中華製の家電でよく見かけるパッケージデザイン…おそらくこういった製品向けのテンプレートとかがあるのでしょうね。前回購入したYUNDOOのパッケージデザインもこんなテイストのデザインでした。


意外とカラーリングも良いかも


さっそく中身を取り出して並べてみましたが、思ったよりは深みのあるブルーで好印象!

でもちょっと待って下さい。なんだかどこかで見たようなデジャヴを感じたりしませんか?


eLezonとYUNDOOの共通した設計


そう!今まで使ってきた掃除機と瓜二つ!というよりほぼ同じ製品です。まぁ知ってて購入したんですけど、中華製の格安家電って中国のそこそこ大きな企業が作った製品のOEM品で占めているので基本的に値段が異なるだけで製品としては全く一緒なんですよね。つまりブランドロゴだけ違うだけの同一製品。

ちなみにこういったOEM製品は日常的にも身近な存在であり、例えばトヨタ・ライズはダイハツ・ロッキー、トヨタ・ルーミーはダイハツ・トールといったように、パッと見でトヨタバッジを付けていても実はダイハツの車だったりするんですよね。SONYのCD-ROMだって製造元は埼玉県新座市に工場を構える太陽誘電ですし。


OEM製品といえば深セン


箱の裏を見て全てが繋がりました。「深セン」…ようは中国版のシリコンバレーみたいなところで、基本的に中華製製品のほとんどはここで作られているんですよね。


ゴミみたいな使い勝手のフィルター


まぁ当たり前ですけど内部構造は全く同じ。このめちゃくちゃ洗いにくい紙なのかよく分からないフィルター(強引に水洗いしても破れないので紙製ではないかもしれません)と申し訳程度のプラ製フィルター。本当は金属製のフィルターが付いている掃除機を買いたかったんですけど気に入ったカラーがありませんでした。


掃除機の内部構造(フィルター周り)


逆に言えばこの掃除機の弱点は全て把握しているつもりなので、今回は購入した時点で対策を行っていきたいと思います。


開閉フタの穴はDAISOのシールで塞ぐ


まずは汚れで目詰まりする謎の穴をシールで塞ぎます。そして洗うのが絶望的に面倒臭かったフィルターについては排水溝用のネットを取り付けることでフィルター自体は洗わなくても良いように工夫をしました。完全ではないかもしれませんがとりあえずやってみないと効果は分かりませんからね。


eLezon掃除機のスペック


吸引仕事率は100W…まぁ普通ですね。飛び抜けた数値ではありませんが、3,980円で100Wならコスパは良いほうです。

ヘッドもほぼ同じですが、微妙な部分でデザインが異なります。

当然ながら自作のヘッドブラシも装備可能!

そして今回始めて壁掛けフックを活用してみました。このカラーボックスをここに置いたのは将来的に掃除機を格納するためだったので場所的にはベストなポジションです。ちなみに以前のポンコツYUNDOO君は壁掛けフックを使っていなかったので地面に寝そべっていましたが、ようやくこれでスッキリした感があります。

とりあえず性能とか使い勝手は知り尽くしているのでこれにて作業完了です。もしかしたら今後、安い掃除機を検討している方がいらっしゃるかもしれないので一応製品的な部分も説明しておきますね。

  • 価格★★★★★(安すぎる!安過ぎて心配になるかもしれませんが3年は使えているのでまぁまぁ安心出来ます。)
  • 吸引力★★★★☆(本来ならパワーヘッドが欲しいのですがこの価格でそれを求めるのはナンセンス!だけど持ち運びの不便なコード式なのでそんじょそこらのコードレス掃除機と比べるとそれらを凌駕する吸引力はありますよ。常時給電はやっぱりパワフル!)
  • 重さ★★★☆☆(重すぎもなく軽過ぎもなく…うーん、よく分かりません…つまり普通。)
  • 満足度★★★★★(あくまで個人的な評価ですが、価格を考えると総合的なバランスはかなり良いほうだと思います。)

まぁこんな感じで個人的にはめちゃくちゃ気に入っているんですよね。とにかく安いので質感はそんなに良くはありません!Dysonみたいにお洒落でもありません!Panasonicみたいにめちゃくちゃ吸い込むわけでもありません!だけどちゃんと「掃除機」をしてくれているんですよ!道具として使うのなら不満がないんです!

おそらく数万円以上する高価な掃除機なら最初から高い満足度を得ることが出来るのだと思います。ただ今回購入したような格安掃除機の場合は工夫次第で価格以上の価値を見出すことが可能です。そもそも普通にゴミが取れる掃除機なので総合的なコスパを考えるとめちゃくちゃ高いと思います。

それに完成度の約束された国産製品とは異なり中華製品は「楽しむもの」だと個人的に考えています。壊れても使えてもネタになるのは怪しい格安中華製品の特権ですよね。なので本気で良い製品を探すのなら有名メーカーオンリーだったりしますが、埋もれた名品を発掘するのもなかなか楽しかったりしますよ。

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