Amazonで購入した格安ロボット掃除機(11,398円)

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アイロボット?いいえ…イーアイコボットです!

ロボット掃除機と言えば「ルンバ」を展開するiRobot社が有名ですが、パクリの殿堂たる怪しい中華製ガジェット群生地帯…Amazonにも似たような製品があることをご存知でしょうか。その名もiRoaot…ではなくEICOBOT。Panasonicに酷似したProsenicほど露骨ではないにせよルンバを非常に意識していると思います。

ロボット掃除機の市場は購入層がかなり限られているため大手メーカーの参入も多くはありません。そもそも部屋が狭かったり、間取りが1R〜1Kくらいだとロボット掃除機よりもコードレス掃除機のほうが使い勝手が良かったりするからです。なのでロボット掃除機を選ぶ場合は有名どころのルンバかその他大多数の中華製から選択することになります。

そして今回チョイスしたEICOBOTのロボット掃除機はルンバの1/3ほどの価格である11,398円(購入当時)で購入できます。驚きの安さ!部屋が広くて床に物が置かれていない環境下であればこれ1台で何とかなりそうです。ちなみに本体側面に水を入れるタンクがあり、これを利用することで水拭きも可能です。もちろん水拭きなしでも清掃できます。

近年の中華製ガジェットは梱包に力を入れているのか見た目的には非常にしっかりしている印象です。大小様々な窪みが点在しているので他の製品であってもある程度なら対応できそうな汎用性の高さも兼ね備えています。やはり深センのOEM品で、ちょっとした外装が違うモデルでも収納できるように工夫されているのでしょうね。

説明書も日本人が監修しているのか、例のWeb翻訳のような不自然な文章ではありませんでした。逆に「お買い上げ頂きましたらありがとうございます」とか「説明コーナー(多分説明書)」といった面白い文章が好きな人には少し物足りないかもしれません。それだけ中華製ガジェットにおける説明書も地道に進化を続けているということでしょう。

本体の質感は「まあまあ」といった感じで、めちゃくちゃチープなわけではありません。まぁルンバには叶わないけど別に許容範囲かなってレベル。

清潔感のあるホワイトカラー。床が黒いので余計に色が映えます。

表面の質感もツルツルとした光沢仕様ではなくザラザラとした質感なので見た目のチープさはほぼありません。値段の割には若干質感が良い印象。イメージ的にはツインバード以上アイリスオーヤマ未満という感じ。「PULL」の部分が蓋になっており、開けることでダストボックスにアクセスできます。

付属品の質感が著しく低いのは中華製あるある。基本的に梱包と本体のみに力を入れているスタイルが怪しい中華製ガジェットの特徴です。

自動で充電器に戻ってくれる機能は標準搭載。ロボット掃除機における必須の機能。

これまた質感のかけらもない汎用リモコン。軽すぎて「もはやモックでは?」と疑うレベルですが一応動きます。スマホで進路を登録する機能はありませんが、様々なモードが付いているので特に不便さは感じません。ようは電源を入れれば何も設定する要素がないので気軽に利用できる点もある意味メリットになります。

ただ付属の乾電池は怖すぎるので使いません。中華製に付属している訳の分からないメーカーの乾電池は使わなくても勝手に膨らんだり液漏れを起こしたりするので、まだDAISOの乾電池のほうが信頼できます。

裏面には水拭き用のクロスが搭載されていますが、使用しない場合は取り外すこともできます。我が家の床はすべてタイルマットなので基本的に水拭きは行いません。肝心の使い勝手についてですが、本体を充電器にセットしてから電源を入れるだけで勝手に掃除を始めてくれます。難しい設定がいらないので高齢者の方にもピッタリです。

吸引力に関してはロボット掃除機なので期待はできませんが、フローリング環境下なら埃や髪の毛くらいならしっかりと吸い取ってくれます。注意点としては我が家のような黒い床の場合は使用することができません。どうやら床の黒を階段などの「大きな段差」と認識しているらしく、避けるようにバックを続けてしまうからです(ルンバのQ&Aより)。

その見た目はまさにフンコロガシ!(ゴミを運んでいるという点では同類か…。)

なので床が黒い場合は明るい色の床に変える必要があります。それでもロボット掃除機があるとないとでは部屋の清潔さに大きな差がでるため、赤ちゃんやペットを飼育している家庭においてはその役割を存分に果たしてくれるはずです。動作音もそれほどうるさくはないので日常に溶け込みながら部屋の掃除を行ってくれる便利なツールだと思います。

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