Amazonで購入した究極のノンフライヤー(7,980円)

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360度対流のアルティメットノンフライヤー

今まで使っていたIKICHのノンフライヤーがテフロンの寿命で使えなくなった為、Amazonで新しいノンフライヤーを購入しました。例の如く商品ページが数年で消えているであろう怪しい中華製ガジェットです。クイジナートがあるのでIKICHがなくても事足りるのですが、やはり片付けの手間を考えると新しいノンフライヤーが欲しいところ。

かといってIKICHも気に入っていたのでサイズ感や使い勝手がなるべく近いものを選んだらこれになりました!それが「Wallfire ノンフライヤー」。ウァルファイア?読めない!まぁどうせ読めたところでAmazonから消えていると思うのでまったく問題ありません。容量は4.5Lで最大温度は230℃。正直3.5L以上はないと使い物になりません。

シンプルで割と好みなデザイン。今回新しいノンフライヤーを購入するにあたり、留意した点は「容量」「本体形状」「トレイ形状」です。容量は3.5L以上ないとポテトはおろか魚が入りません。本体は円形よりもスクエア型のほうが素材の形に左右されにくい利点があり、トレイ形状は洗いやすさ優先で選んだほうが継続的に使用する気になれます。

洗いやすさが進化したノンフライヤーのトレイ部分。クイジナートと異なり内側は全面テフロン加工なのでスポンジで軽く洗うだけで汚れが取れます。IKICHと異なり360度対流なので仕上がりもクイジナートと遜色ないレベル。今まで「味のクイジナート」「手入れのIKICH」という棲み分けだったので、これ1台で何とかなりそう感があります。

左がIKICHで右が今回購入したWallfire。IKICHのほうが若干大きいのに容量は3.6Lなので、Wallfireのほうが一度にたくさん焼くことができる感じです。これもスペース効率に優れるスクエア型の恩恵なのかもしれません。デザインもだいぶ洗練されてきている印象がありますね。

操作は本体上面のタッチパネルで行います。個人的にはタッチパネルより物理キー派なので、このあたりは前回のIKICHのほうが使い勝手面では優れていました。今の時代はWALKMANですらタッチパネルなのでトレンド的にはアリなのかもしれませんが、基本的にキッチンは水を扱うところなので濡れた手で操作のできる物理キーのほうが便利なんですよね。

それでは伝家の宝刀!あらびきポークウィンナーを投入します!ノンフライヤーの真価はウィンナーを焼くことで発揮されます!

ちなみに新型ノンフライヤーは中を覗ける小窓があるので、わざわざトレイを開けて確認しなくても素材の焼き加減を見ることができる優れ者。使ってみてこそ実感できる便利機能のひとつです。IKICHと異なり360度対流なので途中で素材をひっくり返す必要もありません。とにかく中華製ガジェットの進化は速い!

Amazonのページから国産メーカーやフィリップスの姿を見なくなるわけだ…。

完成!

写真では伝わりにくいですが、ジュワジュワとした脂の音と香ばしい薫りが何もしなくても幸せを運んでくれます。絶対に美味しい!

思わず熱燗が欲しくなりますね。

味はもちろん絶品!これを体感するだけてもノンフライヤーを購入する価値があります。ウィンナーに限らず焼き魚や焼き鳥もめちゃくちゃ美味しく焼けます!基本的に外はカリッ、中はジューシーに仕上げたい素材に適しているのがノンフライヤー。逆に豚肉や牛肉を薄くスライスしたような素材だと全体から水分が抜けてカリカリになります。

トマトのような水分保有量が多い素材の場合はドライトマトのような仕上がりになるのでピザのトッピングあたりには使えるかもしれません。間違えてもドーナツやホットケーキはノンフライヤー向きではないのでオススメしません。火力が強すぎてどちらもビスケットになります(笑)

ここからはノンフライヤーの最大の利点でもある手入れ面を見てみましょう。

旧型のIKICHはトレイの中にバスケットがありましたが(マックのポテトを揚げる網のイメージ)、新型のWallfireはバスケットではなく下に敷くだけのタイプ。構造的に洗う面積が減ることになるので洗うのはめちゃくちゃ楽!しかもテフロンもまだ新しいので強く擦らなくても汚れが簡単に落ちてくれます。今更だけど地味に感動!

パーツ全体はこれだけ。

最後に濡れたタオルで軽く拭くだけで手入れは完了です。調理はここで完結するのでキッチン周りのクリーニングすら必要ありません。

個人的には使い勝手と仕上がりが劇的に進化した究極のノンフライヤー、「アルティメットノンフライヤー」の領域にまで達していると思いました。火力、容量、手入れ面を考えるとコンロにデフォルトで付いているようなグリルの完全上位互換(ステーキを焼くとかしなければ)なので、これ1台あるだけで料理のバリエーションが確実に向上します。

中華製と聞くと「怪しい」「燃える」「爆発する」イメージがありますが、加熱をしてモーターを回転させる(ファンの部分)だけの簡単な機構であればそう簡単には故障しません。これはノンフライヤーに限らずオーブントースターやサイクロン掃除機にも言えることで、これらの分野の中華製ガジェットに関しては割と信頼している部分があります。

とりわけノンフライヤー業界は競争が激しいので、性能の優れた商品が安く手に入るのも中華製の魅力のひとつ。ほとんどが深セン(中国版シリコンバレーみたいな地域)で製造されたOEM製品なので、デザインと容量、価格を見て気に入ったものをチョイスすれば間違いないと思います。年末にゆったりとした優雅な時間を過ごしたい方にもオススメです。

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