車の防犯にも使える汎用性
トレイルカメラは主にアフリカのサバンナやジャングル、人間が足を踏み入れにくい高原地帯などで野生動物の生態を調査する際に使用される無人撮影カメラのことです。日本であまり馴染みがないのはジャングルだとかアマゾンだとかが身近にないからでしょうね。
これを車に?
って疑問に思われる方も少なくないと思いますが、確かにその通りですよ。そもそもガゼルやジャッカル、ハイエナが周辺に集まるような環境に車を停めたりしませんからね。だけど駐車場にはそんな稀少動物よりも厄介な来客がいたりします。それは霊長類ヒト科の人間です。
警察庁が統計を出した2018年の自動車盗難件数は8,628件。これが多いか少ないかは別として、結果的に日本のどこかで車がパクられていることを意味しています。盗難を受けたのがたまたま自分ではなかっただけであって、もしかしたら次は我が身かもしれませんよね。
ということで防犯しましょう!気休めでもしないよりはマシです!そこで登場トレイルカメラ!いやいや駐車監視機能つきのドライブレコーダーでいいじゃんって気もしますけど、あちらはドライブレコーダーに監視機能が「おまけ」でついただけなのでバッテリーの持続時間に不安が残ります。
内蔵バッテリーだけだと数時間しか持たず、外部バッテリーを使用しても24時間くらいが限界です。つまり毎日通勤で車を使う人ならまだしも、私のように車をほとんど使わない人にとっては最初の1日しか効果がないことになります。まぁモールや観光地の駐車場で一時的な効果は期待できそうですけどね。
ちなみにトレイルカメラの電源は…
乾電池です!もともとは人間が頻繁に訪れることのできない過酷な環境での利用を想定していますから、新しい乾電池を使用すれば余裕で半年以上稼働させることができます。同体検知なのでバッテリー消費量も最低限に抑えられ、私が使用しているトレイルカメラは9ヵ月経過しても動いています。
サバンナやジャングルでの利用を想定しているので防水、防塵はもちろんのほか、ちょっとやそっとの打撃くらいじゃビクともしません。耐熱性にも優れているのでドライブレコーダーが苦手とする炎天下の車内においても何事もなかったかのように稼働します。
こんな感じで車内にセットすれば24時間監視状態にできます。車のバッテリーに依存しないのでバッテリーあがりの心配もなく、充電式でもないので使っていくうちにバッテリー能力が低下することもありません。自宅の駐車場であれば監視カメラを別に設置しておくと更なる効果を期待できますよ。
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