トレイの底に溜まる恐怖、ノンフライヤーで焼肉を焼く!

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安い肉は工夫次第で美味しくなるのか?

色の悪さを気にしてはいけない20%オフ!

夕飯で食べたいものがなかったので久しぶりに焼肉用の肉を購入しました。日本のスーパーで並んでいる肉のほとんどにはしっかりと光沢剤が塗られているので綺麗な赤色をしていますね(本来の肉は血液が酸素と反応してすぐに茶色っぽくなる)。この光沢剤は洗っても落とせないので諦めて調理しましょう。ちなみにマルエツで購入した値引き品です。

そして色の悪さが際立つ20%オフ…安いものには理由がある。とりわけ脂は時間経過で劣化しやすいので、脂を楽しむのではなく脂を落としてしまうノンフライヤーとの相性は良いのではと思いました。

とりあえず色々な部位の肉が入っているらしいのですが、あまり部位には詳しくないので多少美味しければ良しとしましょう。もしかしたらこの日は胃が疲れていて何を見ても食欲が湧かないだけかもしれませんね。胃が疲れているのに焼肉を食べようとするのも変な話ですが、ここでメインキャラの如く颯爽と登場するのがノンフライヤーです。

ノンフライヤーはオーブントースターと異なり送風ファンがついています。つまり「焼く」というよりは熱風で「炙る」が正しいので、簡易的ではありますが焼肉屋の網のように脂を下に落とすことができます。これがフライパンだと肉から出た脂に浸しながら調理することになるので、とにかくギトギトしていて食べたあとに胃がもたれたりします。

ギトギト脂を少しでも低減させたい

さっそくノンフライヤーのトレイに敷き詰めて焼いていきましょう。以前にも記載しましたが、ノンフライヤーは揚げるのではなく「炙る」に特化しているので焼肉くらいなら簡単に調理ができます。しっかりと焼くコツはなるべく重ねないこと、そう考えると円形ではなく四角いスクエア型のほうが絶対に並べやすいです。360度対流があればなお良いですね。

焼く時間は200℃で6分、肉をひっくり返して4分の計10分くらいです。この厚さの肉を長時間焼くと水分が飛んでしまって干からびてしまうので、定期的にトレイ内を確認しながら調理をしていきます。以前ドライトマトを作ろうと思ってトマトを入れたのですが、熱する時間が長すぎたためか消滅してしまいました。トレイの底に黒いカスがあったのでそれがトマトの成れの果てかと…。

想像以上に柔らかさを保つ仕上がり

全部カルビになった

結論でいえば全部カルビになりました。味付けはタレではなくシンプルに塩、胡椒でサッパリといただきます!見た目では伝わりにくいかもしれませんが、柔らかさもほどほどに残っているので意外と美味しいです。日本酒でも用意すればそれっぽい雰囲気が出るので気軽に晩酌を楽しむことができます。ちなみに個人的には日本酒でもビールでもなくウイスキー派。

この世の不条理を詰め込んだ謎の液体

調理後のトレイの底にはとんでもない液体が溜まっていました。これが肉汁の正体。こんなやばいものを摂取したいとは思わないので、一度ノンフライヤーで調理するとフライパンには戻れません。脂や水分を抜いてカラっと焼き上げるのがノンフライヤーの強みなので、カロリーを気にしている健康志向の人にこそ使ってほしい調理器具ですね。

テフロン加工が意味をなさないほどギトついています。とにかくキモい!スポンジで擦ってもすぐに落ちないし、洗剤もすぐに中和されるしで洗うのが大変…。

肉の鮮度が落ちるほどノンフライヤーの効果が上がる

調理後の焼肉の美味しさよりも、トレイに残ったやばい液体のほうにインパクトをもっていかれてしまったのですが、今回の安い肉の場合は、ノンフライヤーで古くなった脂を落とすことで(一般的には脂が古くなるほど味が落ちるため)結果的に美味しく食べることができたのだと思います。イメージ的には口当たりにくどさがなくサッパリとした風味です。ポン酢が合う感じ。

基本的には過剰摂取がいけないだけで肉汁そのものが悪というわけではないのですが、肉類が好きで毎日摂取するようなタイプの人だと少なからず健康面に影響か出るかと思います。ノンフライヤー、本当におすすめです!

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