業務スーパーの25円蕎麦で月見そばを作りたい!

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もはや安すぎて怖い

業務スーパーの冷蔵コーナーには一般的な相場よりも安くて怪しい商品がズラリと並んでいます。焼きそばが99円だったり油揚げが55円だったりと、大量に購入する場合はかなりお得な感じがしますよね。とりわけ袋入りの「蕎麦」「うどん」「ラーメン」は1袋25円という意味不明な安さ!しかも1袋150gなので容量が少ないわけでもありません。

原材料もシンプルに3種類のみ(小麦粉、蕎麦粉、酸味料)。ただこの酸味料の中に色々な添加物を含んでいる可能性があるから実際にはもっと色々な成分が入っているのだと思います。話はそれますが、業務スーパーの「卵」も税込152円という破格の安さ!…というよりも卵自体の価格が高騰しているので相対的に安く感じるのかもしれませんね。

とりあえず今回はシンプルに「月見そば」を作ります。材料は以下の通りです。

  • 蕎麦(25円/1袋)
  • 卵(15円/1個)
  • 油揚げ(11円/1枚)
  • ネギ少々(9円/10分の1)
  • 麺つゆ(自宅にあったもの)
  • ゴマ(自宅にあったもの)

これらを含めても60円で作れてしまいます。体に良いのかは置いといて業務スーパー恐るべし………。

すでに調理されているので沸騰したお湯に入れれば茹で時間はほぼ20秒くらい。少し酸味のある匂いがするので気になる人は一度洗い流したほうがいいかも。

お世辞にも蕎麦を茹でた後とは思えないほどのスッキリとしたお湯の色。つまり蕎麦湯にすることはほぼ不可能です。乾麺タイプの二八そばでも多少の蕎麦湯は作れるのですが、この25円の蕎麦に関しては二八どころか一九、もしくは0.5対9.5くらいの割合でしか蕎麦粉を利用していない説があります。つまり蕎麦本来の味なんてあってないようなものです。

ササっと月見そばの完成です!

味は特に美味しくも不味くもないフードコート的なテイストが特徴。イメージ的には「山奥の高齢者夫婦が営業している寂れたお食事処」「屋上遊園地によくあるバラエティ豊富なメニューに載っているタイプの蕎麦」「北千住駅のホームにある大して工夫のされていない大衆的な立ち食い蕎麦屋」あたりで提供される味ですね。

蕎麦と麺つゆだけでは耐えられない味であっても、卵を1つ入れるだけでコクのある月見そば感を醸し出すことができるので、改めて卵の偉大さを実感した次第です。

冷たい蕎麦には向かない

前述した通り、蕎麦粉がほとんど含まれていない(蕎麦の味がしない)可能性があるので冷たい蕎麦にしてしまうと「もう何を食べているのか分からない」という境遇になってしまうと思います。温かい蕎麦であればそもそも蕎麦が麺つゆに浸っているので麺つゆの味に上書きされるのですが、冷たい蕎麦だと単体で口にする機会がありますからね。

少なくとも冷たい蕎麦で食べたい場合は業務スーパーの25円蕎麦ではなく、ビッグ・エーとかに売っている99円の乾麺タイプを利用することをオススメします。二八そばでもそこそこ蕎麦の味を感じることができるので、日常生活に少しでも幸せを感じたい方なら乾麺タイプを購入しましょう。最近の乾麺は昔よりもかなり美味しくなっていますからね♪

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