ムースで洗浄!くうきれいでエアコンファンを掃除する

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人生4度目のエアコンファン清掃

一見綺麗に見えるエアコンも実は内部はカビだらけ。ファンは通常クルクル回転しているのでカビの存在を把握しにくく、停止時はルーバーで隠れてしまうので日常的にカビを目にすることはないと思います。多くの人はフィルターやフィンを掃除しただけで満足してしまうのではないでしょうか。

ちなみにフィンはこれ。

エアコン洗浄スプレーでシューってやるあの部分ですね。ここを定期的に清掃する目的はアルミフィンに詰まった埃を取り除くため。つまりここを綺麗にしてもカビは全く取れません。

そして本題であるファンがこちら。

手前にルーバーが見えますが、この奥にある回転する羽の部分が送風ファンです。構造的にはタワー式扇風機の送風ファンと同じですね。すでに上のほうに白カビがくっついているのが見えます。

ファンを拡大するとこんな感じです。もう何度も見てきているので驚きすらありません。新品のエアコンを買ってもいずれはこうなる運命なので、なおさら定期的なクリーニングが必要になってくるわけですね。こんな空気を吸っていたら体に害があるのは明白です。

ちなみにうちのエアコンはカビ防止の自動乾燥機能が搭載されているのですが、たった1年使用するだけでこうなります。何が言いたいのかというと何事も疑うことが大切。世の中に完璧はありません。

ということで今回の主役であるエアコン洗浄剤「くうきれい」のレビューをしていきたいと思います。くうきれいはエアコンファンの清掃に特化した比較的珍しい商品。エアコンフィンの洗浄剤はドラッグストアでも見かけることが多いのですが、ファン専用の洗浄剤はなかなかお目にかかれません。

おそらく理由は2つあり、ひとつは説明書きをしっかりと見るタイプでないと作業に向かないこと、もうひとつはエアコン洗浄業者の仕事を奪ってしまうことにあると思います。エアコンファンの掃除はフィンと異なり、濡れてはいけない基盤への配慮とビニール袋による細かな養成が必要になります。

基本的に細かく配慮ができるタイプでないと最悪エアコンを壊す可能性があるのですが、そもそもこの記事を見てエアコンファンのカビが気になった人、あるいはすでに何らかの方法でカビの存在に気がついている人なら問題はないと思います。そもそもズボラな人はカビの存在に興味を示さないので…。

箱の中身は2本のスプレー缶と養成用のビニール袋、写真には映っていませんが説明書が入っていました。

地味に感動したのが割としっかりとした養成用の袋が同封されていること!今までは90Lのゴミ袋を繋ぎ合わせて自家製でなんとかしていたのですが、最初からエアコンのサイズに合わせた形状になっていたので養成がめちゃくちゃ楽でした。あらかじめ両面テープが付いているのも便利ですね。

横から見るとこんな感じ。エアコンの洗浄には決して少なくない量の水を使うので実はこの養成が一番大事。ちょっとでも隙間があると床が水浸しになります。

まずは缶に「STEP1」と書かれたスプレーを使用します。ようはムースタイプの界面活性剤。使用すると向きの関係で確実に垂れるので、100均とかで使い捨てのビニール袋があると作業が捗ります。

一番右端のセンサー部分に当たらないようにスプレーしていきます。ノズルを奥に押し当てムースを噴出していくとファンの全体にムースが届きやすいです。逆に説明書通りにファンのひとつひとつにスプレーをしていくと確実に足りなくなります。8畳用のエアコンでギリギリくらい。

この状態で30分〜1時間程放置します。この製品の最大の特徴はこの放置です。今までは界面活性剤と小さなブラシでコツコツと汚れを落としていたのですが、このプロセスがなくなっただけでもかなり楽になりました。そのときの苦痛は以前の記事でもご紹介しています。

閲覧注意!エアコンファンはカビだらけ!

30分後…。

おぞましい何かが垂れています。

ムースタイプなので洗浄の段階ではあまり水が溜まりませんね。逆に洗い流す際はそこそこ水を使うので、ビニール袋の粘着力が弱いと言葉にできないくらいのヤバいことが起こります。

それでは洗い流す作業を開始!

「STEP2」はリンスという名の水。高圧で洗い流すタイプのスプレー缶ですが…。

足りない!

ちゃんと洗い流すには明らかに量が少なすぎる!

こんなこともあろうかとダイソーでスプレーノズルを購入していました。この中に水を入れてどんどん洗い流します。

ついでに気休め程度にエアコンフィンも掃除しておきます。

フィンの洗浄スプレーってこんな感じでしたっけ?

なんだかプロトンビームみたいに出ていますけどもう少し広範囲だったような…。

最後は送風で15分間くらい乾かします。しっかりとビニール袋で送風口を覆わないと、エアコン内に残っている細かなカビの塊が四方八方に飛んできます。まさにエアコンテロ!というかバイオテロ!

作業完了!スッキリ!

大体のカビは除去できましたね。これでも送風ファンの中には多少のカビが残っているので、やはり物理的にブラシで清掃したほうが綺麗にはなります。ただ比較的早い段階(カビがそこまで付着していない状態)なら効果的にカビを除去できるかもしれませんね。

こんな感じで今回のエアコン清掃は終了です。なんだかんだで1時間弱の時間はかかりましたが、スプレーするだけである程度のカビが取れてしまうのは非常に便利です。業者に頼むと数万円はかかってしまいますが、くうきれいならAmazonで2068円で販売しています!

そう、今更ですがAmazonで2068円です!これが高いのか安いのかを判断することは難しいのですが、個人的には労力を考えれば安いと思います。将来的にカビを吸い込み続けて病気になる可能性を考えても安い投資ではないでしょうか。1年に1度くらいはエアコン内部のカビについても気にしてみましょう。

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