閲覧注意!エアコンファンはカビだらけ!

記事内に広告が含まれています。
広告

見たくはないけど目を背けてはいけない光景

あれ?エアコンから変な匂いがするような…。

一瞬でもこのように感じた場合、エアコンの内部はすでにカビだらけでやばいことになっている可能性があります。特にエアコンの送風ファン(’空気を送り出す回転機構)あたりは顕著にカビのこびりつきが見える部分です。しかしながら多くの人はエアコンファンに付着したカビを見る機会がありません。

なぜならエアコンをつけている間はファンが回転しているのでカビの存在を認知しづらく、逆にエアコンを消しているときは風向きを調整するルーバーが閉じているので直接内部を見ることがないからです。ここは意を決してルーバーを手で開いてみましょう。今こそあなたの勇気が試されます。

ファンの部分に何やら白い物体が見えますね。ビジュアル的にヤバそうなのが本能的に伝わってきます。少し近づいて見てみると…

ギョエエエエエエエエェェェェェェェェ!

まさにカオス!去年掃除したばかりなのにたった1年でコレですよ。ここから送られてくる空気を吸って健康に害がないなんてお世辞にも言えないですよね。見ての通り白カビですが、これを吸い続けるとアレルギー疾患や肺の病気を患う可能性があります。

しかもエアコンの特性上、部屋全体に風を送り温度を調整できるということは、裏を返せば部屋全体にカビの胞子を送りこむことができるわけですよね。これを解決するにはエアコンを外すか掃除をするか(或いは買い替えるか)のどちらかを選ばなければなりません。

せっかく涼しくなってきたので重い腰を持ち上げ、エアコンファンの掃除に取りかかりたいと思います。ちなみにエアコンファンの掃除は過去に2回程あり、慣れてしまえば作業自体は30分もあればできてしまいます。ファンの汚れを飛ばす時間を含めると1時間くらいですかね。

慣れないうちは半日かかることを覚悟しておきましょう。基本的にエアコンは天井に近い位置にあるので上を向いて作業しますからとにかく疲れます。一番楽なのは業者にまかせてしまうことですが、自分でやれば30,000円~50,000円くらい浮かせることが可能です。それでは準備をしましょう。

  • ゴミ袋(90L)
  • ビニール手袋
  • スクラビングバブル~カビも防げるカビクリーナー
  • アクリルブラシ(水筒用)
  • ガムテープ

1.ルーバーを外す

外し方にはコツがいるので、分からなければネットで検索しましょう。感電対策としてエアコンのコンセントを抜くのを忘れずに。

2.ゴミ袋を取り付ける

大量の水を使うので床を汚さないようゴミ袋の中に水が落ちる仕組みを作ります。今回はガムテープを使用しましたが、取り付けが弱いとエアコン内部から落ちてきた水(しかも汚い)の重みで外れてしまいます。ですのでセロテープなんかじゃダメです。

3.洗浄剤を吹きかける

今回はスクラビングバブル(バスルーム用)を使いましたが洗浄力があれば何でもいいです。白カビは湿度が高く埃が多い所に発生しやすいので、なんとなくバスルーム用ならエアコンにも調度いいかなって思ってチョイスしました。それに安かったしね。

ホラホラ…洗浄剤を吹いただけでもこんな感じに。

4.ブラシでゴシゴシ洗う

今までネットで調べて歯ブラシとか薄いスポンジを使ったりしてきたんですけど正直どれも今ひとつでした。ファンの隙間って思いのほか狭いので、歯ブラシでは奥まで入らずスポンジだと逆に汚れを押しこんでしまいます。苦肉の策に辿り着いたのがコレ!

100均で買った水筒用ブラシ4本セットです。これなら細いルーバー内に押し込んでも汚れを掻き出すことができます。今回は右から2本目のブラシを使いましたが、結果論としてはこれを選んで正解でした。ブラシを挿入して横にゴシゴシしたり縦に掻き出したり、みるみる汚れが取れていきます。

5.水で洗い流す

うちには高圧洗浄機なる便利グッズを持っていないので(むしろマンションだから使えない)、地道にスプレーで水を吹きかけて掻き出した汚れを取り除いていきます。これをしっかり行わないと汚れがまた固着して元の木阿弥になってしまいますからね。

今回は先程使ったスクラビングバブルの容器を再利用(中をゆすいで)して水を吹きかけていきます。

6.仕上げの汚れ飛ばし

これが一番重要です!これをやらないでエアコンをつけてしまうとファンに残った僅かな汚れや大量の水滴が部屋中に拡散される異様な光景が広がります。まさにカオス!せっかくエアコンを掃除したのに今度は床も掃除しなければいけなくなるのは避けたいところ。

エアコンの設定は送風で風量は強、これを30分くらいやればエアコン内部に残ったほとんどの汚れを取り除くことができます。ちなみにゴミ袋はエアコンの吹き出し口をしっかり覆わないと意味がないので気をつけましょう!終わったらエアコンまわりの汚れも雑巾とかで吹いておくと見栄えが良くなります。

作業完了

どうですか!みちがえるほど綺麗になったでしょう!心なしか風量も掃除前より向上した感じで気持ち良く利用できます。かかった金額も1,000円以下!労力はそこそこかかりますけど、一度やってしまえば次もできるというスキル的なメリットも得ることができます。

created by Rinker
¥2,360 (2024/04/02 01:32:20時点 楽天市場調べ-詳細)

コメント