ちょっと上質なはじめてのシルバニアファミリー(外壁塗装前編)

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物件∶ショコラウサギの女の子宅(小屋)


お金がなくてリフォームが出来ない物件


ショコラウサギの女の子…通称ショコタンの1日はフライパンに入ったパンを齧ることから始まります。

医者から糖質制限をしたほうが良いと言われたのですが、リーマンショックでお金がないのでニンジンを買うことが出来ません。

隙間風が寒くても当然リフォームを行うだけの余裕がないのです。度重なる物価や電気代の高騰、年金や社会保険の値上げ…シルバニアの世界にも様々な問題が山積みになっています。


価格の高騰したニンジンではなくパンを齧るウサギ


そこでショコタンは考えました。

「役所に相談をしよう!」

「このままではシルバニアではなくペンシルバニアのセントラリアになってしまう。」

ショコタン葉意を決して行政に相談をすることにしたのです。


600シルバニアドル(日本円換算78円)を手にドヤるウサギ


とうとうショコタンは行政から600ペンシルバニアドルの補助金を受け取ることが出来ました。役所の窓口で16時間も駄々をこねた甲斐がありましたね。

さっそく見た目は白いのに内面が黒いウサギは近所の工務店にリフォームを依頼しました。

工務店「どのようなイメージになさいますか?」

ショコタン「えっと、それを考えるのがあなたたちの仕事です。」


これからリフォームするおうち(小屋)


この黄ばんだ雰囲気が初期のファミコンを連想させる


一面だけ壁のない欠陥住宅


なんとこのおうち(小屋)は背面だけそのままそっくり壁のない欠陥住宅でした。隙間風どうのうの問題ではなく、壁自体がないので寒いのは当たり前ですね。

ですが通気性だけは抜群なのでカビが生える心配はありません。


一般住宅の外壁塗装と同様にペンキを使用する


マスキングを施す


とうとうショコタンのおうちに塗装が始まりました。どうやら黄ばんだファミコン色から生クリームのようなホワイトカラーに生まれ変わるようです。

ショコタン「カスタードからホイップか、悪くないな。」


ペンキぬりぬり


外壁は面積が広いので一気に塗る


ドアの周辺もマスキング


ドヤ顔ウサギ


スプレーではなく効率の悪いペンキを選んだのは一般住宅と同様の施工方法で質感を再現するためです。このあたりは工務店なりの工夫なのでしょう。

ドアにもマスキングを施していますが、こんなことをしなくてもドアを外せるという事実を完成後に知ることになりました。

結局6層塗装は施しているので表面上の質感はかなり向上しましたね。


窓枠のカーブはマスキングが難しい


ドアも窓と同色に


どうせ壁紙を貼るのに内側の窓枠にもマスキング


何層も塗ることで深みのある色へ


そもそものペンキが薄いのか、必然的に何層も塗ることになるので仕上がりは綺麗になります。ドアの窓枠のみ光沢を出したかったのでイエローゴールドのエナメル塗料を使いました。

次はこのおうちの全体的なイメージを決定づける屋根の塗装に入ります。今回の外壁塗装はオリジナルのテイストを保つことを目的にしているので屋根の色も赤で塗っていきます。

工務店「ベースよりも少し深みのある赤でいいですか?」

ショコタン「えっと、それを考えるのがあなたたちの仕事ですよね。」


少し深みのある赤で塗装を開始


乾くと落ち着いた色になる


斜め上からの図


ちょっと上質なはじめてのシルバニアファミリー


全体的な塗装が完了しました。オリジナルのイメージはそのままに、質感だけは劇的に向上したかと思います。最終的にウレタンクリア塗装で外壁を保護していきます。


ウレタン塗装は大雑把に濡れるので楽しい


ほぼ完成


このような感じで外壁塗装は終わりです。ウレタン塗装をすることで光沢が増すので更に上質感が生まれます。

工務店「いかがでしょうか?」

ショコタン「あらまぁ素敵ザマス。」

結果論で話すと正直マスキングは窓枠のカーブよりも屋根の窓枠のほうが大変でした。地味に瓦が立体的になっているのでマスキングを貼り付けるのが大変なんですよね。

少しでも隙間があるとペンキが流れ込んでしまうので、スプレーとは異なる不便さがそこにあるのだと思います。とりあえず無事に終わったので腹黒ウサギの相手をしなくてはならない工務店も一安心です。

次回はいよいよ内装編です。

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