紙粘土で雨穴さんを作ったら予想以上にリアルで怖くなってきた

不気味可愛さが魅力の雨穴さん(∵)

近年メディアでも取り上げられるようになってきた雨穴さん。不気味な容姿に可愛い声というギャップ、そして何よりも雨穴さんの作り出す独特な世界観に魅了されてファンになった方も多いのではないでしょうか。当初はダークウェブ系っぽい雰囲気でしたが今ではホラー作家になられたとか。

先月発売された雨穴さん著の「変な絵」もAmazon総合ランキングで1位を取る堂々ぶり!個人的にはYouTube開始当初の辿々しい話し方がその不気味さと相まって好きだったのですが、今の流暢な話し方も「きっと人間界に慣れてきたのだろう」と思い受け入れています(笑)

とにかく世界観が独特過ぎるので雨穴さんの作品を見た人は怖くて拒絶するか怖くて好きになるかのどちらかだと思います。もちろん私は後者。仕事を辞めて時間に余裕が出てきたこともあり、クローゼットに眠っていた紙粘土で雨穴さんを作ってみることにしたのです。ちなみに動機は分かりません。

何か見えない力が働いたとしか今は言えません。

まずはどこの家庭にもありそうな木彫りのマネキンを用意します。サイズは大体20cmくらい。あまり小さすぎると存在感がありませんし、大きすぎても怖いだけなので20cmくらいがちょうどいいかと思われます。ちなみにAmazonで880円ぐらいで販売されていますが正式名称はデッサン人形らしいです。

このパッケージの微妙にカッコつけてるポーズが地味に気に入っています。

パッと見だとスターウォーズに出てくるC-3POみたいですね。関節にバネが入っているので逆に作業が難しそうです。完成品は座らせたいんですけどバネのせいで膝が戻っちゃうんですよね。

いつかは忘れましたが100均で購入した紙粘土。今回使うのは主に黒で、白は顔程度にしか使いません。顔だけ紙で作る案もありましたが、あの質感は紙粘土でないと再現できないと思ったので頑張って紙粘土で作ることにしました。

まずは紙粘土をコネコネ。黒い紙粘土で全体を覆って雨穴さんのシルエットを作っていきます。関節のバネはどうしようもないので、曲げた状態で紙粘土を付けて無理矢理座らせることにしました。

紙粘土が乾いたら黒い塗料で全体を塗っていきます。あとは白い紙粘土で顔を作れば完成!

目と口の部分はサインペンの先を当てることで再現しました。紙粘土にじんわりと滲むサインペンのインクが不気味さを醸し出していい感じになったと思います。

完成直後の雨穴さん。

正面からのアングル。

玄関に座らせてみました。想像以上にリアルで怖いです。そもそも元になった雨穴さんの表情自体が生気を感じさせない無機質なものなので、無機質で無機質を再現したら無機質なものができてしまうのは当たり前ですよね。なので今にも「これ何だろう?」って喋りだしそうで怖いんです。

まぁ実際にこのすぐ後に悪夢を見ることになるのでその発想も間違いではなかったんですけど、さすがに玄関にあるのは怖すぎるので本棚にしまうことにしました。ちなみに本棚の中で勝手に向きが変わってしまう現象についてはなるべく考えないようにしています。

「ご清聴、ありがとうございました。」

と聞こえてきそうなアングル(笑)

どうにか技術を結集させてダンスをさせたいんですけど私にはそんな工学的な何かは出来ません。むしろダンスをさせることに成功したとしても、外に逃げ出したら交通事故とかを誘発させそうなので現実的には無理そうですね。なので私は人形で我慢をしたいと思います。

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