ついに開けてしまったパンドラの箱
自称掃除が趣味なので見た目だけは綺麗になっている洗面所周り。とりわけ洗濯機の下や裏に関しては定期的に掃除をしているので髪の毛1本落ちていない状態を保っています。以前マンションに住んでいたときは放置していたこともあり、戸建ては自主的なメンテナンスが肝となるので面倒臭くても掃除をサボるわけにはいきません。
洗濯機の下には洗濯機用の土台を挟むことで高さを調整しています。こうしておけば掃除機のノズルも楽々入るので掃除が劇的に楽になるのです。
…が!
見落としていましたこの部分!なんとなく覗いてみたらヘドロだらけになっているではありませんか!しかもほんのり下水の香りがするようなしないような…(コロナで嗅覚障害を患っているのでよく分からない)。かといって見なかったことにしてしまうとさらにヘドロが堆積して、最悪の場合は逆流してしまう可能性もあるのだとか…。
仕方がないので意を決して掃除をすることにしました。調べてみると構造的にはキッチンの排水口と同じような仕組みになっているそうな。
まずは最初のカバーを取り外します。餃子のふやけた皮みたいなものが付いていますが、おそらく長年排出され続けた洗剤や汚れなどの末路。これが水に沈むことにより底の見えない恐怖の沼感を演出しているのでした。内側もヌメヌメしていてぶっ倒れそうになります。心なしか下水の臭さも全増しトリプルです。
洗濯パン側もヤバい感じ。臭すぎる!そして触りたくない絶対に!
分解した図。
この焦げたような(錆のような?)塊は絶妙な硬度をもっていて、塩素系のクリーナーを使っても簡単に取れてくれるような代物ではありませんでした。歯ブラシでも取れなかったので、最終手段「爪」でなんとかゴリゴリやって汚れを取っていきます。もう少し汚れがこびりつく前に掃除をしていたのなら塩素系クリーナーでも取れた可能性があります。
洗濯パンの下は直接下水に繋がっているみたいです。バスルームでシャワーを使うたびに水が流れている音が聞こえるのでどこかで繋がっているものと思われます。こんなところで落とし物をしたら最悪です。
なんとか綺麗になったかな?
洗濯パン側の汚れも取れるだけ取っておきます。
作業完了!水も透明になりめちゃくちゃスッキリしました。当初は構造が分からなかったのでダム穴に似たような不気味さと手を出してはいけないパンドラの箱感があったのですが、構造さえ理解してしまえばキッチンの排水口掃除と要領はほとんど変わりません。ただ洗濯機自体が重量物なのと、洗面室がめちゃくちゃ暑くなるので対策は必要ですね。
塩素系クリーナーを使用しているとドアを開放するわけにはいかず、扇風機も空気が拡散して(塩素が広範囲に舞う)危険な状態になるので使えません。窓を全開にして換気をし、自分も倒れないレベルで休憩を挟みながらの作業だったのでキッチン掃除と比べると地味に大変な部分がありました。なので掃除の狙い目は冬がベストなのかもしれません。
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