流行りのシステムナビは使い勝手が悪いとストレスメーカーになる
コスト削減目的のシステムナビ
システムナビとはナビ画面内でエアコン操作やアンビエントライトなどの各種設定が行えるマルチコンソールツールのこと。物理キーだとそれぞれのキーに対して配線が必要になるため、近年の流れではナビ画面内にすべての機能を集約させてコストカットを狙ったタッチパネル式が主流になりつつあります。ナビ単体ならまだしも、エアコン操作までナビ画面で行うのはストレスでしかないためマジでやめてほしい。
テスラのシステムナビはスマホと同じくらいの操作性で完成度も高いのですが、やはりブラインドタッチで直感的に操作できる物理キーのほうが使いやすいのは事実です。タッチパネルだとエアコン操作を呼び出す手間、濡れた手で操作できない、そもそも指紋が気になる人にとってはストレスでしかありません。最悪システムエラーでフリーズなんて起こしたら夏場のエアコンはどうなるんですかね?
システムナビは車種専用設計が多い
これがとにかく最悪!車種専用設定だとデザインの親和性が高くて見た目は良いのですが、たとえ使い勝手がゴミ虫レベルでも市販の汎用ナビに交換することができないんですよね。気に入らなかったら車を手放すまで我慢するか、ナビは一切使わずスマホのGoogleナビ(もしくは広告が重いYahooナビか)をいちいち使うかの実質2択しかないわけです。どう考えても2DIN規格のほうが自由度があります。
おそらくナビを社外品に交換されてしまっては定期的に行う必要がある地図更新費用を徴収できませんし、2DINサイズだと画面の大きさに制限があるのでユーザーに好まれがちな「大画面」を謳いにくい実情もあるかと思います。一部では「Googleナビ連携機能」や「3年間無料で地図更新」などのサービスもありますが、抜本的な使い勝手は基本的に変わらず、いくら慣れても物理キーの使いやすさには敵いません。
これはサイクロン掃除機がいくら性能を極めたところでコンセント電源式の出力には到底及ばないのと同じ原理です。
ネットワーク接続タイプ以外は物理的な更新が必要になる
Googleナビの絶対的なメリットはアップデートによる地図情報の更新にあります。しかも無料!ほんの数ヶ月前に完成した新しい道路もいつのまにかアップデートにより表示されるようになっています。あくまでスマホを媒体にしているので、トンネルや地下など電波が届かないところで地図が動かなくなる(Google「GPSを受信できません。」)デメリットはありますが、実質メリットのほうが上回っています。
しかしながら多くのナビはネットワークではなくUSBやSDカード(古くはDVD)を介した物理的な更新手法がほとんどです。新しい地図情報が欲しければ買う必要があり、それも数万円以上するものですから決して安いわけではありません。メルセデスもしかり、地図の更新だけでも5万円〜7万円ほどかかる見込みだったので、「Googleナビもあるし別にいいかなぁ。」と放置していた状態でした。
1万円以下(Amazonセール時)で更新できる魔法のカード
車種専用SDカードで格安更新ができるらしい

ボケ~っと無の境地で「メルセデス、ナビ更新、安い」とAmazonに入力したら「メルセデスベンツ用地図更新ナビソフト」なるものがヒットしました。えっ!?Amazonで売ってるんだ!さすがは森羅万象を司る神、アマゾーン様。あなたは何でも揃えていらっしゃるのですね(怪しいパチモンも含めて)!しかもAmazonタイムセールで9,500円で販売されていたのでとりあえず買っちゃいました。

どうやらこのSDカードを挿入するだけで地図更新ができるそうな。購入の際には車体番号とライセンスキーを連携させる必要があるそうで、車検証は手元にあったほうが良さそうですね。車種専用なので誤った商品を買ってしまうと肝心の地図更新ができず無駄な出費になってしまいます。ですので事前に車体番号を販売業者に送信することで適合しているかを調べてくれるそうです。

地図が古すぎて使い物にならないナビ。BMWZ4の社外ナビ(SONY製)と違い、最近できた道路が地図上になかったりすると、付近の道にいちいち引っかかってどんどんズレていきます。BMWZ4の社外ナビはGPSが優先されるのか、たとえ道がなくても空を飛んでいるかのごとく素通りしてくれるのですが、メルセデスの純正はマジで道に引っかかるので家に帰ったら自車位置修正をしなければなりません。
たったの20分で更新完了

調べてみたら最終更新が2015年になっています。古すぎワロタ。わはははははははははははは!

購入したSDカードを差し込んで、画面上に表示された更新ボタンを押します。これだけで更新が始まります。

ほんの20分くらいで更新が完了しました。更新作業は走行中でも可能で、エンジンを消したら一時停止、エンジンをかけたら再度更新が始まるという超絶便利仕様。2015年版が一気に2024年版になりました。
移動時間も更新時間もかからないのでタイパ抜群!
ナビの更新をまともにメルセデスディーラーで受けると適合ナビの在庫のやり取り、折り返しの電話、予約、5万円以上の出費、1〜2時間の拘束時間が発生します。一方で今回購入したナビの更新ソフトは「車体番号を送る」だけでライセンスキーがメールに届くので、更新したいタイミングを自由に選ぶことができます。あくまで純正ナビなのでバグる心配もありません。
スマホのGoogleナビが無料なので、ナビ単体に1万円をかけるのは少し高いかなと思われる人もいるかもしれませんが、結果的には凄く満足しています。メルセデスのコマンドシステムの使い勝手は置いといて、各種センサーが搭載されている純正ナビは精度がケタ違いに高いです。やはりナビとスマホは最新版が使いやすい!
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