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BMW Z4 購入して5年間の維持費(年間別)

Z4で行った整備一覧

2016年に購入したZ4が最初の車検を迎えたので、過去5年間のうちにかかった費用を記載します。

2016年

  • 特になし

2017年(1年目)

  • タイヤ交換(ランフラット)…240,683円
  • オイル交換(フィルター込み)…24,206円

【追記】

購入して1年目なのに左後輪がパンクしました。原因は謎です。ランフラットタイヤってパンクしても普通に走れてしまうんですね。警告灯が出ても最初はなんのことなのか分かりませんでした。

2018年(2年目)

  • 車検…153,201円
  • オイル交換(フィルター込み)…24,281円

オイルは一度交換すると2年間(又は20,000km)は使えるらしいので、一般的に5,000kmごとに交換する国産車と比較してもコストは大して変わらないです。

2019年(3年目)

  • 冷却水補充…10,850円
  • ルーフ油圧修理…533,024円
  • エンブレム交換…6,000円
  • ワイパー交換(ブレード込み)…12,626円

【追記】

ほとんど使っていなかったハードトップが壊れました。どうやら油圧系統から漏れが発生したらしいのですが、修理に50万円以上かかるとは…。オープンカーが抱える宿命なんだと思います。ちなみにワイパーはブレードごとしか交換できませんでした。ゴム単体は不可。

2020年(4年目)

  • 車検…321,723円
  • オイル交換(フィルター込み)…28,600円
  • タイヤ交換(ノーマル)…172,221円
  • 応急パンク修理キット…4,242円
  • ガラスコーティング(親水)…120,467円
  • エンブレム交換…13,261円

【追記】

ランフラットタイヤが重かったのでDUNLOPのDIREZZAに変更。それに伴い法規上必要な応急パンク修理キットを購入しました(ランフラットタイヤの場合はスペアも修理キットもいらない)。ボディーの保護の為ガラスコーティングも施工。

2021年(5年目)

  • 特になし

累計

5年間の維持費累計は1,665,385円となります。

頻繁に整備をしていたので気がつけば100万円を超えていたみたいです。特にルーフ修理(油圧系統のオイル漏れ)が維持費全体の3割を占めているので、オープンカーでなければこの金額の半分くらいがおおまかな維持費でしょうか。

全て正規ディーラーでお願いしていたので民間の修理工場ならもっと安く済むかもしれません。近頃は外車を扱ってくれる工場も増えていますしね。エンジンや骨格自体は日本車以上に頑丈ですから「愛情があればいつまでも乗り続けられますよ」とディーラーの方が説明してくれました。

愛情ってなんぞや?

5年間での維持費160万円は安いのか?

前述しましたがZ4には地雷装備として有名なリトラクタブルハードトップが採用されています。ハードトップは一般的な幌式に比べて重量があり、かつ電動化にあたり複雑な機構が必要なので必然的に故障が置きやすくなります。

つまりオープンカーでもなければこの類の故障はありません。実際に油圧の一部が漏れていた箇所↓↓↓

修理費用53万円と聞くと日本車の平均的なエンジン交換費用よりも高くなるので「何コレ?」って思う人も少なくないはず。でも実際は特別驚く価格ではありません。日本車でもルーフの開閉が可能なレクサスSCやレクサスISクーペカブリオレだって修理を行うと同等の金額がかかります。

これはリトラクタブルハードトップが抱える宿命でもあり、特別ドイツ車だから高いというわけではないのです。整備費用だって民間の車検工場にお願いをすれば10万以下で行うことも可能ですし、オイル交換だって1万円以下でやってくれることもあるでしょう。

民間整備工場では直せない故障もある

これは間違いなくルーフですね。そもそもZ4自体の流通量が少ない上に、ルーフ修理に特化した経験豊富な民間工場があるわけないんですよ。BMWディーラーでさえ本国ドイツからエンジニアを派遣して修理を行うくらいですからね。

ですからBMMのオープンモデルを購入する際は私と同じようなコストが発生する可能性があることを念頭に入れておきましょう。

次点でDSC。DSCとはダイナミクス・スタビリティー・コントロール。ようはトヨタで言うVDCと同一のものです。これは走行中において常に作動を続けており、急な路面変化や姿勢の制御をコンピューターが自動的に行ってくれる安全装備のひとつです。

特にBMWで一番売れている3シリーズで多く発生している故障のひとつなんですけど、これを修理するのに50万円くらいかかるそうな。すべての車でDSCが故障するわけではありませんが、電装系が弱いBMW車では覚悟が必要です。

エンジン自体の故障が起こりにくいと考えると実質的に一番高価な修理内容はDSCになるのではないでしょうか。これらはパーツ自体が日本で製造されていない上、ドイツから空輸で取り寄せる必要があるので輸送費含めて国産車より割高になるのは当然です。

BMWの維持費は想定+余裕が必要

なぜBMWの維持が高いのか?

それは単純に「部品が高いこと」と「予防整備の考え方」からくるものです。日本車では耐久性を高めるために性能を犠牲にする傾向があります。軽い故障程度でもメーカーの信用をなくしてしまうくらいに日本人の故障に対する反応はシビアです。

一方でドイツ車は性能主義です。「機械はいずれ壊れるものだから壊れる前に自分で整備しとけよ、それで壊れたら何もしなかった自分のせいだろ」的な概念がドイツにはあります。そもそも世界的にはこれが普通。お客様商売の日本が世界的に見てマイノリティーなだけです。

ようはドイツ車の場合は消耗品がちゃんと消耗する…つまりオイルは本当に燃やすしブレーキはマジで削るし冷却水は気づいたら蒸発して消えているものです。なので定期的に整備を行わないと本来の性能が発揮できなくなります。

そのためBMWではまだ使える部品であっても新品に交換することで車自体の耐久性を高める意図があります。これは人間だって相当なお金をかければ外見年齢を若く見せることができますよね。毎日ヒアルロン酸を摂取したりだとか。

お金をかけて性能を維持する性質上どうしても整備費用は高くなってしまいます。だけどその分だけ運転をする楽しさや安全に走るためのスタビリティーは満足のいくレベルで提供してくれるのです。これはBMWに限らずメルセデスやポルシェだって同様。

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