Amazonで購入した加熱式デスクマウスパッド

冷え性に悩まされる日々からの解放！

冬場にPC作業をしていると決して無視できないのが手の側面の冷え。冷たいデスクの上でマウスを動かしているだけでも手の側面がジワジワと冷たくなり、神経レベルで冷たさが染み込んでくるので作業どころではなくなります。これは室内温度どうこうの問題ではなく、デスク自体が冷たいのでエアコンを強くしてもまったく意味がありません。

手の冷たさは指先の動きに影響がでますし、何よりもストレスがひどくてぶっ倒れそうになるので早急にでも改善したいところ…そこで考えたのがマウスパッドの導入です。トラックボールを使っているのでマウスパッドとは無縁だったのですが、なんとか手の冷えを解消したかったのでAmazonで探すことにしました。

するとなんということでしょう！

マウスパッド自体が温かくなるというまさに私の向けの商品があるじゃないですか！しかもデスク全体を覆うようなマウスパッド…「デスクマット」という商品があることを初めて知りました。いやはや世の中便利すぎるでしょ！しかも価格はたったの1,799円！これだけの投資で作業性が上がるのなら積極的に導入したほうがいいと思います。

ということで「Saivena」という謎メーカーの商品をポチリ。

そして届いたのがこのくるくると巻かれたデスクパッドです。箱から取り出した匂いだけで怪しい中華製の景色が伝わってきます（どんな景色？）。今までとんでもない数の怪しい中華製ガジェットを購入してきたので、匂いやテイスト、ニュアンスだけで判別できる中華製ソムリエの領域に達しています。特に資格は必要ありません。

サイズは33cm✕80cmで1人で作業をするには十分の広さです。表面はPVCレザーのツルツルとした質感で、ややビニールっぽい安さも感じます。この中に金属加熱フィルムが入っているので、スイッチを入れるだけで商品説明的には「10秒で温まる」とのこと。意外なことにコンセントを使うAC給電なので、USBだと思いこんでいると取り回しに苦労します。

スイッチはかなり感度の高いタッチ式

スイッチはカチッと押し込むタイプではなくタッチ式です。少し触れるだけで反応するのでスマホに近い静電式なのかもしれません。電源を入れると「強（赤）→中（緑）→弱（緑）」の順に切り替わります。即暖性からパネルヒーターのようなタイプではなく電熱線を使用している可能性があるため、念の為電気代も調べてみました。

続いては中モード。

最後に弱モードです。

計測結果は以下のようになりました。電気代を気にせず積極的に使える数値だと思います。

モード	1hあたり	24hあたり	温度※
強	約1.6円	約38.4円	40〜50℃
中	約1.2円	約28.8円	35〜45℃
弱	約0.8円	約19.2円	30〜45℃

使用感的には弱だと少し分かりづらく、中くらいでポカポカと温かみを感じます。逆に強は熱いです。使い方としては最初に強モードで一気に温め、運用は中モードを使用していくのが一番効率が良いと思いました。

熱が伝わる範囲のイメージは中心から白線くらいまでの間です。熱の伝わり方にはムラがないため、広範囲で温かさを感じることができます。

一番解決したかった手の側面の冷えに対してもめちゃくちゃ有効です！凄く熱いわけではありませんが、触れる部分が冷たくないだけでも作業性は一気に向上すると思います。

冷え性の人は今すぐ導入すべき！マウスの精度も抜群！

デスク周りが温かくなるだけで手の冷たさを起因とするストレスからは見事に解消されました！通常のマウスパッドよりも作業領域の広いデスクパッドならマウスがオーバーランして落ちてしまう頻度も減り、結果的に無駄な動作が減って作業性が向上します。カラーバリエーションはグレーしかありませんが、インテリアに浮くことのない無難な色味です。

トラックボールだと分からないので普通のマウスも使ってみました。精度は何も敷いていないデスクよりも明らかに良くなっているのですが、表面の滑りに若干の抵抗があるので、地味に違和感があります。このあたりはマウスの裏面にも影響される部分があると思うので、他のマウスであれば快適かもしれません。個人的には許容範囲です。

結果的には「買って正解」でした。特に私のような冷え性持ちにとってはめちゃくちゃありがたい存在です。意外にもデスクの上は夏であっても冷たい場面が多いので（特にオフィスのようなスチール製のデスク）、年中活用できるという意味においても非常に便利な商品だと思います。デメリットは温かすぎて眠くなってしまうところか…。

（4時間経過で自動電源オフが作動するため、一応寝てても安心です。）