XPERIA Ace 片手で操作できるコンパクトモデル

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XZ1 Compactの事実上の後継機

XPERIA Aceは現状国内で流通しているXPERIAシリーズの中で最もコンパクトなモデルです。iPhoneにもSEというコンパクトモデルがありますが、縦に長い分こちらのほうがスリムに見えます。搭載CPUはSnapdragon 630なので位置づけ的にはエントリーモデル。

見慣れたシンプルな箱。XPERIAシリーズに共通しているのですが、文字がグラデーションに反射するのでパッと見の質感は良いですね。

同封物。USB-AのAC端子とUSB-A→Cの充電ケーブル、簡易マニュアル、保証書が入っています。見ての通りイヤホンは付属していません。イヤホンジャックがないのでおそらく個別にBluetoothイヤホンを使うことを想定しているのかも。

カラーはブラックをチョイス。他にホワイトとパープルがあるのですが、XPERIA Aceは最近のスマホにしてはベゼルが太くて目立つのでブラックが一番カッコいいような気がします。というかSONYのイメージは藍色だけど、XPERIAはブラックのイメージ。

XPERIAに詳しい人ならお気づきかもしれませんが、マイクやカメラ、スピーカーの位置関係、上下に太めのベゼルはXPERIA XZ2 Compactと非常に酷似しています。メインフレームはそのままに細かなデザインの変更でコストダウンを測ったのかもしれませ。

実はXPERIA Aceとしてのモデルはこれで2代目になるのですが、初代がコスパ優先のエントリーモデルだとしたら今回のXPERIA AceはXZ寄りにプレミアム感が向上されています。ですのでXZ Compactシリーズの実質的な後継モデルとしても十分通用するのではないでしょうか。

左がXPERIA Aceで右がXPERIA 5です。比べてみるとXPERIA Aceはだいぶコンパクトなサイズであることが伝わると思います。縦に長いので野暮ったさも感じにくく非常にスタイリッシュです。ちなみにブラックというよりかは僅かに濃紺。

誰得か分かりませんが横に並べてみました。

本体右側面。上から音量+ボタン、音量−ボタン、指紋センサー搭載の電源ボタンが配置されています。XPERIA 5は電源ボタンと指紋センサーが分離しているのですが、絶対一体型のほうが使いやすいと思います。XPERIA 8でも一体型なんだからそっちにしてほしかった(願望)

本体左側面。こちらにはSIMカードスロットとMicroSDスロットがあります。どちらもSIMピンが必要ないので抜き差しは楽チン♪このあたりの構造もXPERIA XZ2 Compactと全く同一です。同じフレームを流用説が濃厚となりました。

起動!

XPERIA AceはエントリーモデルなのでSnapdragon 630を搭載しています。つまり重たいゲームには向きません。どちらかというとゲームよりもスマホの画面でブログの編集をする人に向いている端末です。文章のレイアウトを気にする人でも十分使える画面サイズです。

片手で操作をするのは厳しいかもしれませんが、XPERIA 1やXPERIA 5と比べて縦の長さが短いので重心的に軽く感じます。これは長時間文章を打つときに地味に大切な要素です。重すぎると手の甲の筋が痛くなるんですよ…。

ベンチマークとかはよく分かりませんが、体感上動作がもたつくとか操作性に不満があるとかは特にないですね。むしろこの手軽なサイズ感は近年では珍しくなってきたので、本来の「携帯」としての役割を考えるのなら本質的に優秀な端末だと思います。

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