Amazonで購入した格安高圧洗浄機(9,599円)

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洗車革命!

またしても変なガジェットを購入してしまいました。その名も「Yoeyang 高圧洗浄機 コードレス 充電式」。ヨエヤング?ペヤングの親戚でしょうか?恐らくヨエヤングがメーカー名で高圧洗浄機が商品名だと思われますが定かではありません。自宅に届いた瞬間から安いプラスチックの香りが玄関に充満していたので只者ではないと思います。

用途としては主に車の洗車と自宅外装(主にバルコニーとシャッター)の清掃です。戸建てなので1Fの室外に給水栓があるのですが、車用散水機がそこでしか使用できないので、2F部分を洗いたい場合は散水機のホースを紐か何かでぶら下げて引き上げる必要があります。何を言っているのか分からないかと思うので過去の記事も掲載しておきます。

散水機を2Fに運べばいいんじゃないかと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、我が家の蛇口は築年数が浅いこともあり昔ながらの(学校の水道にありそうな)蛇口が皆無なので散水機のアタッチメントを取り付けることができない事情があります。洗濯機の蛇口ですら専用のタイプなので汎用性に乏しいのな悩みどころ。

そこで給水栓に頼らない高圧洗浄機をAmazonで探していたところ、バッテリーを使用するポータブルタイプの高圧洗浄機にたどり着いたという感じです。ちなみに価格は9,599円!

専用ケースを開けてみるとギチギチに付属品が収納されていました。控えめに言ってかなり無理をしている入れ方です。同封物は本体の他にバッテリー✕2個、ACアダプタ、10メートルの給水ホース、バケツや風呂場のお湯を給水するためのカートリッジ、ペットボトル用の短い給水ホースとアタッチメント、洗剤散布用のソケットが入っています。

怪しい中華製ガジェットの例に漏れず本体の質感はトップレベル!まるでジュラルミンのような質感の表面加工には怪しさを通り過ぎて畏怖すらも感じさせます。なぜこんなに安いのか…と。まぁ梱包と本体にコストをかけている分(本当にかけているのかは不明)付属品がゴミみたいに安っぽいので驚異的な安さの秘訣は付属品にあるのだと思われます。

ちなみにACアダプタは本当に恐怖を感じるレベルで軽すぎます(トミカの箱くらい)。多分必要な回路が入っていない可能性もあるので正直使いたくないです。

文章の不自然さがかなり改善された中華製ガジェットの説明書。読みやすくなった反面、少しばかり寂しい気持ちにもなります。人間って贅沢ぅぅぅぅ!

購入の決め手にもなった10メートルのホース。Amazonで販売されている高圧洗浄機のほとんどが5メートルのホースだったりするので、この差は思った以上に大きいです。お風呂の残り湯から給水しようとすると5メートルだと地味に届かなかったりするんですよね。お風呂の残り湯をやたらと推している理由は後述。

無駄に質感の高い本体部分。Amazonで販売されている怪しい中華製ガジェットのほとんどが深セン(中国版シリコンバレー)で製造されるOEM品なので同一価格帯における性能はほぼ同じです。違うのは微妙な見た目だったりダサいロゴだったりカラーリングだけだったりするので、好みで選んで問題ありません。私はグレーが好きなのでこれにしました。

ペットボトル用のアタッチメントを取り付けることでめちゃくちゃコンパクトな高圧洗浄機としても活用できます…が、あまりオススメしません。これも後述。

バッテリーを取り付けていざ噴射!

凄い!めちゃくちゃ凄い!水飛沫がすべて自分に跳ね返ってくるくらい水圧が凄い!汚れが一瞬で落ちる快適さはこの製品の性能の高さを物語っています。逆に言えば水圧が凄い分、水の消費もかなり激しいです。500mlのペットボトルの水が僅か4秒で消えます!突然水が出なくなって故障かと思っていたら水がなくなっていました。

今どきの戦闘機の弾丸レベルで燃費が悪いです。つまり本格的に高圧洗浄機として使用したい場合にペットボトルだとかなり効率が悪くなります。お風呂の残り湯を利用すれば少なくとも車1台分くらいは洗車が可能なので、ホースの長さが思いのほか重要になるのです。鳥の糞や一部分に特化して洗浄をしたい場合は2Lのペットボトルでも良いでしょう。

とは言えポータブルタイプであることの利便性はかなり大きく、1万円くらいのガジェットとしては購入して良かった部類に入ると思います。とりわけ戸建ての場合は定期的なメンテナンスも必要になるので、この手の清掃用器具はあって損はしない物になります。年末の大掃除対策にも一役買ってくれるのではないでしょうか。

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