中華製激安防犯カメラの防水コネクタがやばい

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防水コネクタとは?

全然防水じゃない隙間だらけの自称防水コネクタ

我が家は計3基の防犯カメラを常時録画モードで使用しているのですが、ここ最近玄関側の防犯カメラが謎の接続不良に陥り使用不可になっている自体が散見されるようになりました。本当に突然プツっと画面が映らなくなるんですよ。バルコニー側に設置している他の2基は異常がないのに、玄関側だけ相次いで故障してしまので原因を探ってみることにしたのです。

ちなみに購入時に付属していたカメラの数は計4基。Amazonでレビューをすると1基貰えるというサービスも利用していたので計5基もっていました。「中華製防犯カメラはすぐ壊れる」という以前の経験から3基使用し、残り2基は故障時の代替用に保管していたのですが、1年保証が切れた直後に1基が壊れ、交換後もすぐに1基が壊れるという激安中華製の洗礼を受けたわけです。

そのどれもが決まって玄関側だったってことなんですよね。絶対に何かある!

LAN端子が水没で錆だらけに

バルコニー側の防犯カメラは無事で、玄関側の防犯カメラが相次いで故障をする…。カメラ自体は同じ製品なので、おそらく玄関側の環境に問題があるのではないかと推測しました。そこで気がついたのが玄関側の防犯カメラが使用不可になるときには、いつも決まった条件があること。

  • 雨天時であること
  • 台風に近い暴風雨であること

バルコニー側も玄関側も防犯カメラの上に屋根がないので雨には濡れるのですが、玄関側のほうがより雨が多く降りかかる環境であることが分かりました。同じ野ざらしでも一応はバルコニーの壁内のほうがある程度の雨風は防げるようですね。そこでなんとなく玄関側の防犯カメラのLAN端子を調べてみると…。

錆でボロボロです。

こりゃ映らなくなるでしょ!

そもそも防水コネクタとは一体!?

こうならないための防水では!?

確かに今回使用しているOOSSXX製の防水コネクタはパッキンの部分が「ちょっとブカブカで杜撰じゃないか?」とは思っていました。以前使用していたYESKAMO製の防水コネクタはもう少しカッチリしていて、このような浸水による故障は一度もなかったからです。内蔵HDDの信頼性もそうですが、やはり同じ激安中華製防犯カメラでも多少高いほうが設計もしっかりしているということです。

ダイソーの耐水エポキシパテで簡易修理

生物以外はなんでも揃うハッピープライスパラダイス♪

困ったときはダイソーです。今のダイソーは一昔前と異なり「簾が欲しい」「柔軟剤が欲しい」「モバイルバッテリーが欲しい」「ハンディ扇風機が欲しい」「エアコン室外機のフェンスが欲しい」すべて揃います!ユニクロだって昔は「お金がない人が集う店」的な印象だったのに、今ではオシャレなイメージが定着しているくらいにブランド力が向上しています。時代は変わった…。

ちなみに安さでおなじみのサイゼリヤって、昔は高級レストランだったってことご存知ですか?

耐水エポキシパテで修理をこれ以上の浸水被害を防ぐ

とりあえずダイソーでパテを購入しました。このパテは使いたい量だけを切り取り、色ムラがなくなるまで捏ねれば使えるという気軽さが魅力。

このように防水コネクタに防水処理を施すという摩訶不思議な事情が発生していますが、一応これで今後の浸水被害はなんとか防げそうですね。LAN端子の錆も歯ブラシで丁寧に取り除き、しっかりと乾かしているのでこれ以上錆が進行しなければもうしばらく使えそうです。

中華製激安ガジェットは1年以上使えればラッキーと思うべき

中華製激安防犯カメラの魅力はズバリ「耐久性を犠牲にして、安さと性能のバランスが良い」こと。例えば今使用しているOOSSXX製の防水カメラとパナソニック製の防犯カメラを比較してみると、

  • OOSSXX製∶28,799円、レコーダー付(HDD2TB)、400万画素防犯カメラ4基(10メートルLANケーブル付)、防犯ステッカー付属、スマホで確認できるアプリあり
  • パナソニック製(VS-HC105-W)∶28,500円、小型メモリー付(録画10秒/最大50件)、20万画素防犯カメラ1基、スマホで確認できるアプリあり

これだけでも性能差は歴然であり、画素数、防犯カメラの数でも圧倒的にOOSSXXのほうが上回っています。何よりもパナソニック製の場合は防犯カメラで一番重要である「常時録画」ができない点が致命的です。私の場合は過去の動画を見返して、ゴミの不法投棄で警察に通報、解決したことがあったので、数日前の状況を詳細に確認できる常時録画は必須だと思っています。

信頼性は明らかにパナソニック製のほうが上ですが、今の使用環境をパナソニック製でまかなおうとすると防犯カメラ代×3台(85,500円)+常時録画用のレコーダー(2万円台)が必要になります。だとしたら安い中華製防犯カメラを数年おきに買い替えたほうがコスパが良いと判断しています。改良のスパンも中華製は恐ろしく速いので、常に最新モデルを使用できるメリットもあります。

セキュリティ上の虚弱性はあるものの、これは国産だからといって100%防げるものでもありませんし、我が家が留守かどうか分からないような工夫もしているので今はこのままでいいかなと思っています。ただ今回のように「防水が防水じゃない」事案も多々発生するので、このあたりの手間をどう捉えるかによって防犯カメラの選び方も決まってくると思います。

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