意外とシンプルな電池交換
Xperiaに限らず防水機能をもっているほとんどのスマホが自分で電池交換が出来ないような仕様になっています。これはiPhoneでも同様の悩みがあり、背面がガラスかアルミになっているとパカっと開けるための蓋が存在しません。
特にアンドロイドはバッテリーが劣化して40%の充電能力しかなくてもフル充電時で残量100%と表示する仕様になっています。そのためフル充電なのにバッテリーが半日もたないこともしばしば…。こうなったらスマホを買い換えるかバッテリーを交換するかしか選択肢がありません。
おそらくほとんどの人は交換するときの労力を考えて新しいスマホを買うと思うのですが、なかには「このスマホをずっと使いたいんだ!」という思い入れがある人もいるかもしれません。とりわけBlackBerryユーザーに多いのは気のせいでしょうか?
とりあえずバッテリー自体はAmazonで2,000円以下で購入できるので、物は試しと言うことで自分でやってみましょう。今回は万が一失敗してもショックが最低限で済むように、過去使っていたXperia Z1で交換してみます。ということで早速購入!
箱はふつう。全体から漂うオーラが中華製です。
さっそくバッテリーとご対面。リチウムイオンバッテリーって持ったときに何かに似ていると思ったらROYCE’の板チョコの箱だった。
まずはドライヤーで周囲を軽く温めて粘着テープを剥がしやすくします。スマホの背面ってネジとかではなくて粘着テープで固定されていることが多いんですよ。特にガラスは薄くて割れやすいので、端側から慎重に剥がしていく必要があります。
これをAmazonで購入した専用の工具でこじ開けていきます。まるで爆発物を処理しているかのような慎重さが要求されます。
終わった!うほほーい♪
粘着テープは剥がす際に伸びたり縮んするので交換後の防水性能は期待できません。どうしても不安な人は別途専用の両面テープを購入すれば良いと思います。Amazonで1,000円以下で購入できるはず。取り外しの際には星型のビスが必要です。
ちなみに右側の物体が取り外した純正バッテリー。なんだかパンパンに膨れ上がっていますね。これ以上膨らむと爆発する恐れがあるので早急に対処したいところ。
交換後はガラスパネルを戻す前に電源を入れてちゃんと起動するかを確認しましょう。これで起動しなかったらまた分解しないといけません。
とりあえず作業全体を通して体力的にではなく精神的に疲れました。ちょっと油断するだけで背面パネルなんて簡単に割れてしまうので、剥がす際の労力が一番大変ですね。交換後のバッテリー自体は問題なく使えています。スマホの性能的にはヤバいかも。
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