ニトリで大人気!3Wayベッドソファを2,100円でダブル仕様にする

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もしかして値上がった?


ニトリの3Wayベッドソファ


購入当初の2年程前は5万円台で購入できた気がするニトリのベッドソファ(ソファーではなくソファらしい)。3Wayとは書いてあるけど事実上はベッドかソファーの2Wayとしか使えず、ソファーにするのも面倒臭いので一度もベッド以外の用途で使ったことがございません!つまり実質1Way。

当時は壁に直接寄りかかるのが嫌だったので購入したベッドなのですが、気がつけばニトリの公式サイトでは89,900円という大幅な値上げが実施されていました。つまり3万円〜4万円は値上げされたことになるので、2年前の1.5倍程の価格まで上昇してしまったということです。安いときに買っておいて良かった…。

木材不足?

ロシア?

原油高?

イスラエル?

値上げの原因は分かりませんが、今の価格だったら買ってなかったかもしれませんね。現状の不満としてはとにかくシングルだと手狭になってきたこと。無理やりセミダブルのマットレスを敷いてごまかしていましたが、形状的に限界があるのでDIYで何とかしていきたいと思います。どうせならダブルが置けるようにしたい!

そしてなるべく安く!


マットレスやクッションカバーを外した図


同封されていたクッション


クッションカバーを外して気がついたのがこの色!ウレタンの中に青いシミが…。急いで相方に確認をしたらウレタンってこういうもの(繊維の部分が青かったり緑だったり混合している)らしい。てっきり黄色一色だと思っていたのでカビかと思いました。とりあえずクッションカバーはしっかりと洗ってからまた取り付けたいと思います。


マットレス下のゴミ


掃除機でゴミを吸う


マットレスの下に関しては定期的に掃除機をかけているのでめちゃくちゃ汚いわけではありませんが、気がつけばこうしてゴミが落ちているのでその都度掃除をするようにしています。だいたいはベッドから生じる木くずみたいなものが落ちているので、それらをササッと吸い込んじゃいましょう。


ついでにベッド裏も掃除機をかける


表面をウエスで水拭きする


構造は思ったよりもガッシリとしていますが、その分重みがかなりあるので一人で移動させることはほぼ不可能だと思われます。気軽な気持ちで他の部屋に移動をさせることはなかなか出来ないかと思うので、「ここ!」と決めたらそこから動かさないことを前提とした場所選びをしたほうが無難ですね。

ちなみに引きずることならかろうじて可能です。マットレスなどの重量物をどけたタイミングでずらすことでベッド裏を掃除することが出来ます。我が家では家を購入した直後に傷防止のタイルマットを敷いているので問題ありませんが、下がフローリングだと引きずることで傷がつく恐れがあるので気を付けて下さい。


何かと便利なカラーボックス


分解!


分解完了


ここで日頃からめちゃくちゃ愛用しているカラーボックスの登場です。基本的に我が家では「気軽に設置できてすぐに撤去できる」というスタンスを優先しているので、クローゼット内の収納はほぼカラーボックスで統一されています。大きな収納を買うよりも汎用性が高く、位置もカスタマイズ出来るので何かと便利です。

ラグではなくタイルマットを敷いているのも同じような概念で、一部分が傷んでしまった場合にその区画だけを交換することで大きな出費を発生させずに現状回復できることを目的としています。今回このカラーボックスを何に使用するのかというと、ダブル化によって開いてしまう天板の隙間を埋めるために使います。

シングルのサイズはおおよそ90cm、ダブルのサイズはおおよそ140cmなので、この50cmを埋めるために何かしらの対策を行う必要があるからです。とりあえずカラーボックス側面の一番長い板の幅は約30cmなので、残り20cmは工夫するとしてまずはいらないカラーボックスを再利用していきます。


ダイソーで購入した発泡スチールタイプブロック


ウレタンタイプの両面テープ


両面テープをこのように貼り付ける


次にダイソーで購入した発泡スチロールブロック×8個と、ウレタンタイプの両面テープを用意します。


ブロックとカラーボックスの板を貼り付けた図


2セット作る


これをカラーボックスの板に4個ずつ取り付けることで土台を作ります。発泡スチロールは縦からの力に強い構造をしているので、3個もあれば体重を支えるのには十分なのですが、念のため4個つけることによって安定感を更に向上させます。ウレタンタイプの両面テープは厚みがあるので薄いタイプよりも剥がれにくいです。


土台を設置


ピッタリ!


全体像


いい感じにピッタリ収まりましたね。このベッドは写真の通りに天板をスライドさせることができるのですが、拡張はダブルが限界でクイーンだと外れてしまう恐れがあります。そもそもこのスライド機構はソファーモードにするためであって、ベッドのサイズを拡張させるためのものではないのでメーカー非公認です(笑)


残り20cmを適当な木材で用意する


ピッタリ収まると気持ちがいい


残り20cmは適当な板で作ります。板がない場合はホームセンターとかで厚みが1cmくらいの一番安いものを選べば問題ありません。敷くだけなので木材の強度も特に気にする必要はありません。


50cmの隙間を埋めた図


とりあえず全体の8割くらいは完成しました。残りは微妙な段差を発泡スチロールの板で調整していきます。これをやらないと天板との段差が地味にあるので、寝心地的にかなりマイナスになってしまいます。発泡スチロールの板はダイソーで4枚購入しました。


Amazonで注文した10,000円のダブルサイズマットレス


今回ここに敷くのはAmazonで購入した10,000円のダブルベッドです。高反発ウレタンタイプで厚みは10cm、三つ折式で一応自宅の階段でも何とか運べます。ポケットコイル式は以前にコイル部分が表面を突き破って背中に刺さった経験があるので、個人的にバネを使用するタイプは怖くて使えません。


防水シーツ


マットレスを購入したら当然ながら新しいボックスシーツも必要です。我が家では管理の楽さから全方位防水タイプのシーツを愛用しています。万が一飲み物をこぼしてもマットレスには被害が及ばないのと、TPU素材なので物理的にマットレスからのダニを予防できるからです。カシャカシャ音は鳴るけど馴染めば許容範囲。


設置具合の確認をする現場監督ネコ


高さ調整用の発泡スチロールの板は写真のように設置します。頭の部分が足りていませんが、気になる感じだったら新たに購入する流れです。


マットレス設置


毛布も設置


以上で設置は完了しました。冒頭のシングルサイズの写真と比べるとかなり拡大されていることが分かるかと思います。製作にかかった材料や費用は以下の通りです。


  • カラーボックス(再利用)
  • 木材板(再利用)
  • 発泡スチロールブロック(110円×16個)
  • ウレタン両面テープ(110円)
  • 発泡スチロールの板(110円×4枚)

計2,100円(税込2,310円)


  • ダブルサイズマットレス(10,422円)
  • 防水ボックスシーツ(2,299円)

単純にダブル仕様への改装費用だけで見れば2,310円で実施することができます。カラーボックスがない場合はコーナンなどのホームセンターで用意すれば2,000円以下で購入できるので、下手に木材を買うよりは安くなる可能性が高いです。どちらにせよ今あるベッドを活用すること自体が大幅なコストカットに繋がります。

とりあえずこれでベッド上で快適に過ごせるようになったので、狭すぎて寝不足に陥るといったことはなさそうです。今後の一番の課題はこのベッドに標準でついてきたシングルサイズのマットレスをどう処分するかですね。おそらく使わないと思うんですけど、現状では使っていない部屋に置いておくことにしておきます。

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