需要が激減しドライブレスが標準となったノートパソコン界隈
音楽はダウンロードよりも断然レンタルCDのほうがコスパが良い
2010年前後までのノートパソコンにはごく一部を除いてCD/DVDドライブ(以下ドライブ)が搭載されていることが多く、主な目的としてはCDの音源をPCに移動させ、別途購入したCDに焼き付ける、或いはメモリー式のオーディオプレイヤーに移すといった手法が一般的でした。当時はあまりダウンロードが普及していなかったので、音楽の読み取りにはCDがほぼ必須だったわけです。
今ではネット上からのダウンロードやAmazonMusicなどのサブスク、SONYのダイレクトエンコーディングに代表される録音機能などその方法は多岐に渡り、CDを使用して音楽を取り込むという手法はどんどん衰退していきました。しかしながらコスパの面では依然としてCDのほうに優位性があり、ダウンロードではアルバム1枚につき3,300円くらいしますがレンタルCDなら100円前後です。
それでも利便性には大きな差があったのか、かつては町中に溢れていたTSUTAYAやゲオも衰退の一途を辿り、私の知っていたTSUTAYAはすべて焼肉きんぐになってしまいました。私は普段音楽を聴かないタイプの人間なのですが、せっかく購入したWALKMANの出番がなくて勿体なかったのでCDから曲を入れてたまには音楽を聴いてみようかなと思った感じです。
ブランド名「WejaGO」←(今後絶対消える!)のDVDドライブ

どうせ大して使わないので安さ重視でAmazonで探していたら一瞬で見つかりました。それがこちらの「WejaGO DVDドライブ」。お値段はなんと1,577円!ブランド名がありながらパッケージのどこにもWejaGOの記載がないのでよくある格安中華製OEMガジェットであることは間違いありません。つまり価格とデザインを少しだけ変えた同一商品が他にもたくさん流通しているということです。
機能面ではシンプルにCDとDVDの読み書き機能のみ。

パッケージ背面の右側には何やら四角く囲ったスペースがありますよね。このスペースには商品を仕入れた業者のロゴマークや製品名、住所などを貼り付けるのですが、何も記載がないのでもしかしたらAliExpressやアリババなどで格安に仕入れてそのまま販売しているのかもしれません。つまりWejaGOなんてブランドは存在しませんし、メーカーも存在しません。


本体はプラスチック製ですが、表面には傷が目立ちにくいヘアライン加工がされているのでそれほど安っぽくはありません。横はラウンドしているデザインなので指を引っ掛けやすく持ち運びはしやすい印象となります。これだけのデザインなら1,577円でも普通に使えれば実用度は高いのではないでしょうか。重量は約285gなので可もなく不可もなく。

背面にはケーブルを収納するスペースがあるのでデザイン性はともかくスッキリしていますね。見ての通りロゴマークや会社情報なんてものは当たり前のように記載がありません。
実際に使えるのか検証してみる
汎用性の高いディスクドライブタイプ

価格帯的に当然と言えば当然なのですが、車のオーディオのようなスロットインドライブではなくボタンでトレイが出てくるディスクドライブタイプです。見た目的なスタイリッシュさは損なわれますが、かなり昔に販売されていた8cmのシングルCD(1997年発売のめざせポケモンマスターはこれ)も使用することができます。いまだに持っているかは別として⋯。
ケーブルは直付けタイプかつ短いのでデスクトップには不向き

圧倒的な安さを実現させるためにケーブルは本体直付けです。そのために本体収納を可能にしているのですが、こちらのケーブルが断線すると本体自体が使用不可能になってしまいます。ノートパソコンなら特に問題になりませんが、デスクトップパソコンだとケーブルが短すぎて置き場所に困るかもしれません。あまりケーブルに負荷をかけると断線しやすくもなりますし⋯。
読み取りは速くはないが最低限使える


さすが小さなモーターを回転させるだけなのでバスパワーのみで外部給電を必要としません。試しにアルバムを読み込んでみましたが、1曲(5〜6分くらい)あたり約2〜3分で転送されました。なのでアルバム1枚だと概ね25〜30分ほどかかる計算になります。めちゃくちゃ速いわけではありませんが、最低限使えれば良しと考えるべき価格帯なのでこれくらいなら許容範囲です。
使い捨て感覚で気軽に使用するのが王道

少なくとも読み取りができているのでドライブとしての機能をもっていることは確認できました。現状ではパソコンソフトのインストールもほぼダウンロードで行っている環境であるためドライブの必要性は高くありませんが、CDを読み込むというニッチな分野においてはいまだに限られた需要があります。使用頻度で考えるとこうした激安中華製ドライブでも問題ないという認識です。
もちろんHPのような大手メーカー製のほうが安心感は格段に上ですが、精密機械は使わなくても劣化をしていくのでたまにしか使用しないのであれば激安中華製でも十分に事足ります。これは1年に1度積もるかも分からない東京の雪道におけるスタッドレスタイヤの発想と同じで、使用頻度の割には20〜30万円はするのでそれなら緊急用のオートソックのほうがコスパが良いです。
とりあえず安く用途は満たせたので今回は割と満足できました。
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