以前紹介した118dの前期型モデル
- 直列4気筒
- 1,600ccターボ
- 136馬力/トルク22.4
私の車レビューは基本的に代車かシェアカーがメインです(笑)ということで今回も代車シリーズとしてBMW 116iをお借りしてきました。以前レビューした118d M Sport Edition Shadowが想像以上の反響で驚きましたが、今回はそのモデルの前期型となります。同じ車なのにだいぶ印象が異なりますね。

118dは32.6のトルクを発揮する2000ccディーゼルターボ、116iは22.4のトルクを発揮する1,600ccガソリンターボ、数値だけでは118dの圧勝ですが、車体の重量や燃費性能も異なるので使用用途によって十分差別化できそうなラインナップです。とりあえず日常使いでは116iでも問題ありません。
エクステリア
後期型と比べると優しい表情をしています。人によってはコチラのデザインが好みな方もいるのではないでしょうか。特にBMWのアイデンティティーであるキドニーグリルの形状が大きく異なります。先代の1シリーズやZ3シリーズ(一世代で消えたけど)に通じる鮫風のデザインです。
リアもシンプル。トランク部分のマークに手を引っ掛けて開閉するスタイルはもはや定番ですね。
インテリア
インテリアはスポーティーかつ落ち着きのあるテイストです。後期型のほうが装飾が追加されているので高級感は増していますが、前期型であってもチープな印象はまったく受けません。さすがは高級車メーカーBMW。操作性の良いオルガン式アクセルペダルを採用しているところも好印象!
メーターもシンプル。最新1シリーズのメーターはパット見ゲームセンターみたいに賑やかになっているのでコチラは一世代前のBMWって印象。
残念ながらナビは付いていないんですよ。バックモニターも非搭載なのでこのモニターは各種設定用に使うくらいです。ラジオとかCDとかね。
シフトレバーがゴルフクラブのヘッドみたいなデザイン。
1シリーズであっても後席用エアコン吹き出し口は当然のように装備。
荷室があるだけありがたい!
と思うのはZ4オーナーだからこその発想か?
走行インプレッション
普段乗っているZ4は直列6気筒の2,500ccモデルなので、1,600ccの116iと比べるとエンジンサイズが一回りほど違うのですが、エンジンの軽さに起因するノーズの回転性とアクセルの応答性、そしてFRであることによるトラクションの良さが絶妙にマッチしていて走行中に不快になることはありません。
シートのホールド性はゆったり感のない固めなタイプなので座り方によっては腰が痛くなりそう。私の場合は身長が180cmなのでシートに腰をピッタリとつけることが難しい…。天井の高さはあるんですけどガラスの上部って視界が悪いのでシートを低くしたりとかで対策するしかありません。
一部の方は気になるかもしれない118dと116iの燃費性能の比較ですが、正直なところ今回レビューしている116iは実質燃費が8キロくらいだったのでさほど燃費が良いとは言えません。118dは高出力ながらもディーゼルなので燃費も良く単価も安いのでコスパはなかなか良いですね。
ただ整備面で考えるとディーゼルよりもガソリンエンジンのほうが安いのでどちらも一長一短あるかと思います。
小さくてもBMW
BMWの中では最安価モデルに属する1シリーズ。だけどボディーの剛性感や路面をしっかりと掴む走安性には一切妥協がありません。なんとなくのイメージですがトヨタはクラウンから色々と装備を削ってマークXを、そこから削ってプレミオを、さらに削ってカローラという引き算なイメージがあります。
例えば国産車の上級モデルと下位モデルではあからさまに質感が異なります。あえてチープに見せて「もっと質感が高いモデルが欲しい!」と思わせる戦略かは分かりませんが、下位モデルになると安っぽいシボ加工(プラ製)で見た目的に誤魔化そうとします。財布なら本革か合成革かの違いですね。
おそらく西洋的な考えではコストどうこうよりもメーカーの方向性に重きを置くのだと思います。当然1シリーズの内装にはソフトパッドが多様されており、ライバルであるメルセデス Aクラスにおいても同義のことが言えます。逆にドイツにおける大衆向けなメーカーであるオペルは簡素な造りです。
小さくても十分プレミアムを感じられるのが1シリーズ。BMW入門として購入しても楽しそうですね。
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