香ばしい香りに食欲を唆る秋の旬
セットより単品で揃えたほうが安いサンマ

秋の刀の魚と書いて秋刀魚(サンマ)。明らかに秋が旬な名前をしていますね。秋が旬ということで安いと思いきや2本入りで430円。あれ…夏は1本104円、2本で214円だったよね。なぜか2本入りで買うよりも1本入りを2個買ったほうが6円安いという謎仕様。ほとんどの場合はセットで買ったほうが安かったり、もしくは同じ価格だったりするんだけどセットのほうが高いのは珍しいかな。
昔はマックのハンバーガーが1個65円だった時代があって、ビッグマックを買うよりもハンバーガーを2個買ったほうが安くておまけにバンズも1枚余るという仕様だったなぁ。単品で揃えたほうが安い事例はハンバーガーだけではなかったということですね。
不漁なのか値上げなのか?
中国が3.11の影響で日本の魚介類を買わなくなったからサンマの絶対量は多いと思うのですが、秋が旬なのに値上げが激しいです。いや、旬だからこそ「みんな買ってくれるだろう」ということであえて値上げしてる説も…。実際不動産なんてそうだしね。とりあえず旬なのでサンマを調理します。今回はノンフライヤーではなくノンフライオーブン。
サンマの下ごしらえ
よく分からないので相方まかせ

このサンマはこのまま塩焼きにしても食べられるのですが、一応下ごしらえをしたほうが美味しいとのことで相方にやってもらっています。内臓を取り出すらしいのですが、基本的に私は「下ごしらえ済」の綿抜き、頭なしのサンマしか買ったことがなかったので、この世界は未知なる領域です。内臓を傷つけずに摘出するなんて私にはできません。
相方は透き通る世界を習得済なのか?

うわぁぁぁぁぁぁあああぁぁ〜。
塩で寝かせて旨味倍増

あっ!私が知っているやつだ(笑)スーパーでこの状態になっているサンマはよく見かけますよね。あとは全体的に塩をまぶせば良いそうです。10分ほど寝かせることで浸透圧で塩が染み込んでいくらしい。いずれにせよ私にはなかなか出来ない芸当なので、なるべく下ごしらえ済のサンマを購入しようと決意を固めました。
ノンフライオーブンのスイッチならまかせろ!
プロフェッショナルの作業
下ごしらえは相方のほうが圧倒的に上手いのですが、ノンフライヤーのボタンを押すこととノンフライオーブンのつまみをひねることなら自信があります!絶妙な力加減でつまみをひねるプロの技にお任せ下さい!

今回は珍しくクイジナートのノンフライオーブンで焼いていきます。オーブントースターが「熱で焼く」、ノンフライヤーが「熱風で焼く」という特徴で分けるのなら、ノンフライオーブンは「オーブンよりも高火力で焼く」に特化しています。とりわけクイジナートはレトロ調でデザイン性が高く、耐久性も高いことで有名なのでオシャレなキッチン家電として重宝しますね。
すぐにダイヤルスイッチが壊れるバルミューダとは違います。
調理開始

クイジナートのノンフライオーブンは比較的大きなスクエア型なのでサンマも2本余裕で入ります。ただし調理後の手入れはグリルと同等くらいに大変です。さすがにテフロン、網ではなくトレイで調理するノンフライヤーの手軽さには敵いません。ノンフライオーブンほノンフライヤーと異なり風を使わないので、水分を保持したまま調理したい具材に向いています。
例えばグリルチキンや焼き鳥、サンマ、シシャモなどはノンフライオーブン向きで、ホッケや鮭など厚みのある具材はノンフライヤー向きです。ドライトマトもノンフライヤーだと火力が強すぎて炭になるのですが、ノンフライオーブンならかろうじて原型を留めたまま作ることができます。

230℃で10分タイマーをかけましょう。この光り方もレトロで良いですね。

ほんの数分でサンマの表面の色が変わってきました。サンマの匂いもほのかに漂ってきて食欲をそそります。
表も裏もふっくらカリカリの仕上がり

上手に焼けました!たった10分でコンガリふっくら!明らかにフライパンで焼くよりも香ばしい仕上がりです。火を使わないので極端に焦げることもなく、まんべんなく熱が通るのもノンフライオーブンの特徴ですね。

THE和食の盛り付け。

うん、めちゃくちゃ美味しいですね!表面にかけた塩がうまい具合に
肉厚なチキンや魚を焼くにはクイジナートが最強
玄米(今回は珍しく白米)、納豆、味噌汁、豆腐、何かのおかずという構成が我が家のデフォルトです。純和食という感じで素朴ながらも素材の味を一番堪能出来る理想的な組み合わせだと思っています。肝心のサンマの味ですが、絶妙な塩加減に皮の香ばしさ、ふっくらとした身が相まってめちゃくちゃ美味しいです。
アジやサバとは異なるほのかな酸味がサンマの特徴でもあり、この酸味が全体的なサッパリ感を演出してくれるので口の中でくどさが残らないのだと思います。見方によってはこれらが生臭さを際立たせてしまう一員なのかもしれませんが、熱が均一に伝わるノンフライオーブンで焼くと基本的に失敗することはありません。
ただノンフライヤーと異なり煙がそこそこ出るので、匂いの関係でシャワーを浴びるのなら調理後(食後)のほうが良いかと思います。
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