なぜこのチョイス?ハッピーセットのトミカ

記事内に広告が含まれています。
広告

なんとも言えない絶妙な質感

マップのハッピーセットを購入すると、期間限定でトミカのおもちゃが付いてくるそうなので子供のために購入(少し自分も欲しかった)。おまけの種類はスカイラインGT-Rパトロールカー、ハイメディック救急車、エルフ標識車、モササウルス搬送車の4種類。この中でも断トツでぶっ飛んでいるのがモササウルス搬送車…。モササウルスって…。

ちなみにハッピーセットを購入したのはかなり久しぶりです。マック自体そんなに食べない(行かない)ので、並ばずに事前にクレカで購入するスタイルに令和の今を感じました。

このくしゃくしゃな袋の感じがまんまアリエクスプレス品質ですが、触った感覚でなんとなく中身が分かってしまう刹那…。

まず1つ目はエルフ標識車。触った感じはとてもタカラトミーのトミカとは思えないチープな質感です。金属部分はタイヤのシャフトのみ。トミカ自体も「メイド・イン・ジャパン→チャイナ→ベトナム」に変わるにつれてチープになりましたが(ミラーが省かれたりメッキが塗装になったり裏面が樹脂になったり…。)、過去最高でチープなのがこのトミカです。

あくまでマックのおまけなのでチープなのは当たり前なのですが、物としての品質レベルはダイソーか味の民芸のレジ横に並んでいるおもちゃ以下の品質です。付属のシールを貼り付けることで余計にチープ感が増す稀有な存在とも言えます。ただ限定品という意味を考えるとおもちゃとしてはゴミですが、存在としては価値があるものなのかも…しれません。

エルフ標識車には後方標示板が見る角度によって「工事中」と「渋滞」に変わるギミックがあります。昭和世代には懐かしいギミックです。こんな筆箱あったなぁ〜。

渋滞…。

スマホのライトを下から照らすとヘッドライトが無駄に光る機構も搭載!これは新しい試みでGood!

後日ハッピーセットを再度購入、今回のおもちゃは何が出るのでしょうか?

…。

……。

ドキドキ…。

ドキドキ…(子供よりなぜか自分がドキドキ)。

…。

モササウルス!

なんだこりゃ(笑)

トラックにただ載せただけで何の防護措置も取られていない究極のサイコパスがそこにありました。過去には荷台にパンダが積まれていたり、ジンベイザメが水槽に入っていたりしましたが、まだまだ常識の範囲でした(実際にジンベイザメはトレーラーで輸送しますし)。ただモササウルスは完全に違うと思います。そもそもなぜモササウルスなのか!?

トラックで輸送するならティーレックスやディノニクス(ジュラシックパークだとヴェロキララプトルのモデルになっている)あたりの陸上徘徊型の恐竜でも良かったはず。そこをなぜだか白亜紀における海の頂点捕食者をチョイスしたあたりがよく言えば英断、悪く言えば無謀な選択であったと思わざるを得ません。ちなみにモササウルスは恐竜ではなく海生の巨大なトカゲです。

大事なことなのでもう一度だけ言いますがトカゲです。

下からライトを照らすと海水(?)が光るギミックがありますが、それ以上にお伝えしたいことが「手で車体を走行させるとモササウルスの口がパクパクする」ギミックがあること。どう見ても自動大量捕食マシーンそのものであり、あのターミネーターですらもドン引きするようなシチュエーションをサクッと気軽に作り出せるサイコパスの極みと言えるでしょう。

製作側がモササウルスの大ファンなのかは知りませんが、こうした遊び心は購入側からしても非常に面白いものであり、今後も続けてほしい企画の1つであると思います。次は是非助手席にラプトルを乗せて下さいお願いします。

コメント