【BASEMAX車用掃除機】1,900円で25,000PAは誇大広告か!?

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手軽に使えるコンパクトな掃除機が欲しくなった

格安中華製にありがちな白いビニール梱包

掃除が趣味なので我が家には掃除機がたくさんあるのですが、意外にもサッと使えるコンパクトな掃除機がないことに気づき興味本位で購入しちゃいました。このサイトではほぼ常連の怪しい中華製格安ガジェットの類です。価格はユニクロのインナーよりも安い1,900円!つまり原価は数百円!いや〜本当に中国って凄いですよね⋯色々な意味で。

さっそくAmazonの箱を開けたら粗末なビニール袋で覆われた物体が出てきました。怪しい格安中華製ガジェットを購入した人なら高頻度でエンカウントするチープな梱包です。手触りがヌメッとしている割にはなぜか粉っぽく、手では破けにくいのにたまに備品が貫通しているという「もはや袋としてどうなの?」レベルの粗悪さ。この中に商品が無造作に詰め込まれている訳で⋯。

仕入れはAliExpress?

AliExpressなどで商品を購入するとこの梱包で届くことが多いので、事実上中華製ガジェットを中心に扱う卸売りサイトからの仕入れ、或いはドロップシッピングである可能性が高いです。基本的にドロップシッピングはシステム上配送に時間がかかるので、Amazonのような翌日配送の場合は前者の仕入れ方式でしょう。どちらにせよこの掃除機の原価は数百円くらいであると思われます。

写真と商品が異なるのは怪しい中華製ガジェットの一般常識

必要にして最低限の同封物

掃除機本体はそこそこコンパクトです。写真と色味が異なるのは深センで製造されているOEM品の由来でしょう。基本設計はそのままに、デザインや付属品を絶妙に変えて販売しているだけなのでどれも似通った仕様になります。本体や付属品のどこにもメーカー名や型番が表記されていないのは怪しい中華製ガジェットあるあるで、同じ製品を他社で使い回すには都合が良いからです。

本来なら(少なくともまともなメーカーなら)OEM品であってもメーカー、製品名は記載されているものです。身近なもので例えるならトヨタ・ライズはダイハツ・ロッキーのOEM車です。つまりライズはトヨタ製ではありません。ダイハツ・ロッキーのダイハツマークをトヨタマークに変えただけのバッジエンジニアリングモデルというわけです。

何が言いたいのかと言うと、格安中華製ガジェットの多くは「テキトーが標準だよ」と言うことであり、今回紹介した備品もあまり当てにしないで下さい(笑)ちなみに付属の説明書にはみたらし団子のタレのような汚れがくっついていました。団子でも食べながら梱包していたんですかね。

一応金属製のフィルター。SHARPのHEPAフィルターに代表される不織布タイプと異なり水洗いがしやすいのでこれはアリです。表面のプラスチックには細かい傷が入っていたので製品管理はあまりよろしくない感じ。工場の生産ラインで適当にポンポン投げたりしているのでしょう。落花生の皮も面倒くさいからと歯で噛んで取り除く⋯それが日常的に行われているお国柄です。

こちらは吸入口になるのですが、どう見てもファンの大きさと構造的に25,000PAあるとは思えません。

充電はUSB-Cタイプ。格安ガジェットの中にはいまだにMicroB〜を採用している製品もあるのでUSB-Cであることは地味にありがたい。充電中は赤に点灯し、充電が完了すると緑に点灯します。

前方は通常の掃除機として使用する吸引、後方は吸引の排気を利用したブロワーになっています。構造的にはドライヤーの前後を逆にしたイメージですね(ドライヤーは前方がブロワー、後方が吸引)。全体的な質感はやはり悪いです。ただし元々が1,900円という価格なので質感に関しては特に言うことはありません。何せ原価は数百円ですから⋯。

体感上は4,000PAくらい

掃除機あるべきものは肝心の吸引力ですが、控え目に言って「普通」です。1円硬貨は持ち上がりますが、500円硬貨は持ち上がりません。車のシート上の埃程度なら吸い取ることが可能ですが、フロアマットの繊維質に絡まったゴミは当然のごとく取れません。しかしながら車のフロアマットに絡まったゴミについてはどの掃除機でも取れないことが多いのでさほど問題ではありません。

25,000PAというとこれらのゴミでも余裕で取り除ける吸引力なので、この掃除機の実質的な性能はシート上のお菓子の欠片が取れる4,000PAが妥当だと思われます。ようは誇大広告ということ。それでも「使えなくはないレベル」なので、とにかく安くて最低限吸える掃除機を求めている人には向いている商品だと思います。重量も軽くて持ち運びはしやすいです。

白色LEDはなぜかグリップの人差し指がかかる箇所に搭載されているので隠れてしまって使い勝手が悪いです。そのせいか照射範囲も思ったところと違うイメージ。一応暗所では写真のように照らすことは可能。ブロワー機能に関しては道路の落ち葉とかを吹き飛ばすのではなく、キーボード上の埃を取り除く程度であれば問題なく使用できます。ちなみに音はうるさめ。

吸引力は他のOEM品の最低値を参考にするべき

前出した通り、怪しい格安中華製ガジェットの多くは深センと呼ばれる工業地帯で生産されるOEM品です。似たような価格帯、デザイン、地味に違和感のある日本語説明⋯これらの要素が揃えばほぼ間違いなく同一商品であると考えられます。つまりどの掃除機であっても性能差はほとんどないので、6,000PAだろうが25,000PAであろうがどちらも4,000PAくらいということです。

気になる商品があった場合は複数の商品のスペックをを比較し、一番低く表示されている商品が一番信用できる内容であると思われます。これは価格帯にも言えることで、聞いたこともない怪しいメーカーの商品であるなら販売価格「16,800円」も「7,800円」も同じ性能である可能性が高いので、できるだけ安い商品を選んだほうが圧倒的にコスパが良かったりします。

今回ご紹介した1,900円(メーカー不詳)の掃除機は、他の3,000円や4,000円くらいするような掃除機と比べればかなり買い得感の高い価格設定になっているので、小さなゴミをちょこちょこ取りたい人にとっては割と使える日常ツールになると思います。

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