【三菱アイ】念願のETCをDIYで取り付ける(ヒューズ電源)

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2007年当時のETC搭載率は約6割

一般料金とETC料金にはかなりの差がある

今でこそほぼ標準搭載のイメージが強いETC車載器ですが、三菱アイが発売された当時のETC普及率は約6割でした。そのため古い車ほど中古で購入するとETC車載器が搭載されていないことが多く、この場合はカー用品店等で取り付けてもらうかDIYで自力で行う必要があります。ETCがないと高速道路料金の割引を受けることができず、その価格差は積もり積もると数万円以上になります。

私の場合は観光で千葉県の館山市(宿泊は南房総市)に訪れることが多いので、23区から出発するとほぼ確定でアクアラインを利用します。アクアラインの通行料はETC料金だと800円(普通車平日)ですが、同条件でETCを利用しないと3,140円発生します。往復だとETC料金で1,600円、一般料金だと6,280円になるので、その差額は4,680円になります。

2007年式の三菱アイにはETCが搭載されていない

私が購入した25万円の三菱アイにはETC車載器が搭載されていなかったので、基本的に高速道路を走行する際はBMW Z4を、近隣の買い物用途には三菱アイをと使い分けていました。しかしながらZ4は2シーターなので家族全員を乗せてドライブすることはできません。旅行が好きな私にとっては致命的な問題であるため、早急にETC車載器を設置する必要性に迫られました。

ちなみにETC車載器とETCカードは別物で、ETCカードがあってもETC車載器がなければ利用することができません。ETC車載器は車1台につき専用の登録が必要(セットアップ)となるので車載器を取り外して移動させることができないのです。一方でETCカードは車側に車載器さえあれば利用できるので、レンタカーやシェアカーでETCを利用する場合は自分のETCカードを挿入することになります。

三菱アイにはこの車載器がなかったので、今回は自力で取り付けていく流れとなりました。カー用品店で頼むと倍の料金が発生しますからね⋯。

DIYでETC車載器を取り付けていく

購入したのは日立のHF-EV715

購入したのは日立製の「HF-EV715」というモデル。セットアップ料金込で価格6,280円という非常にコスパの良い車載器です。さすがはAmazonですね!ジェフ・ベゾス万歳!流行りのETC2.0ではありませんが新セキュリティに対応しており、通常であればセットアップ料金で別途3,000円くらい発生するので実質的な車載器本体の価格は約3,000円前後ということになります。めっちゃ安い!

ちなみにセットアップとはETC車載器と車検証のデータを連動させる作業であり、車体サイズによってETCの利用料金が変化します。そのため車載器を別の車に移動させたい場合は移動後の車の車検証データを用いて再度セットアップを行う必要があります。今回購入したこの車載器の場合は、販売元に車検証の内容を送ることで事前にセットアップを行って出荷してくれる仕組みです。

これだけでもカー用品店に出向く手間が省けるので大助かり。

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同封物はこんな感じ。配線には最初からギボシ端子が装着されているので特別な加工は必要ありませんが、デフォルトでシガーソケット給電を利用できる仕様ではないため配線の知識は必要になります。配線関係は調べればいくらでもやり方がでてくるのですが、配線処理が面倒くさい人や配線が怖くて触れない人は最初からシガーソケット給電のモデルを選べば確実です。

私の場合はシガーソケットからびよぉ〜んとのびる配線が見えているのが嫌なので、それらを隠す意味合いも込めてヒューズボックスから電源を取ることにしました。

こちらがアイに使用するヒューズ電源です。昔はギボシ端子自体を配線にかませたりと加工が必要だったので、最初からこのようなキットが用意されているなんて時代も良くなったものだと実感⋯。

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良心的なヒューズボックスの位置

それではさっそくETC車載器を取り付けていきます。アイのヒューズボックスは運転席下の裏裏(ガソリン給油口レバーの裏あたり)にあります。メルセデスやZ4のようにフロアマットやコンソールボックスの裏に隠れているわけではなく、剥き出しの状態で設置されている親切設計。ただ位置的には少し奥にあるのでアクロバティックな姿勢は必須です。

ヒューズボックスとご対面。蓋には各ヒューズの配置状況がイラストが記載されています。

今回はシガーソケット電源から給電します。シガーソケットは万が一ヒューズが切れても車の走行や電子機器には影響が出ず、アンペア数も多いので汎用性が高く便利です。室内イルミネーションとかドラレコの電源としても活用できます。

抜いたヒューズの箇所に購入したヒューズ電源を挿入します。プラスとマイナスの向きがあるので間違えないようにポチっとはめます。

アースは適当にすぐそばにあったボルトに取り付けました。作業スペースがかなり狭いのでラチェットレンチ推奨です。

ETC車載器を設置する前に必ずやっておきたい通電チェック。とりあえずしっかりと通電してくれているようで安心。

ETCカードも無事に読み込まれました。

アンテナはオーソドックスなこの部分に取り付けます。メルセデスやアテンザのときは盗難対策でダッシュボードの裏に隠していましたが、なんだかんだでETCカードを認識しているインジケーターランプが便利なので見える位置に設置することにします。最近はなぜかETCカードの認識に失敗することが多いのでこのランプは地味に重要です(カード交換後にこの不都合は解消されました)。

あとはコードを裏取りして綺麗に隠すだけ。さすがは軽自動車⋯パネルの密着具合がガバガバなので簡単にコードを隠すことができます。

2007年製なのにゴム部品がしっかりとゴムの仕事をしているのは日本車の強み。Z4だと室内にあるゴムでさえも気がつけば割れているくらい弱いですからね。

当初車載器の設置を予定していたのがグローブボックスの内側だったのですが、壁の部分が微妙に凹凸がある形状をしていたので、高さを調整するアタッチメントが必要になってしまいました。わざわざこのためにアタッチメントを購入するのも手間がかかるので急遽設置場所を変更することに⋯。

ということで車載器もオーソドックスなハンドル下に設置することにしました。レンタカーでお馴染みの場所ですね。ETCカードの盗難が怖いので高速道路のSA等に寄った際はその都度抜くことにしています。アイは後輪駆動なので運転席部分のスペースに余裕があり、身長180cmの私でも膝がETC車載器にぶつかったりすることはありませんでした。

配線自体は簡単だがナットを緩める等の単純作業が意外と大変

ということで作業完了です。配線自体は「ヒューズのサイズを確認(平型、ミニ平型、背低)」「ETC車載器を用意」「ヒューズを挿し替えて本体を設置」というシンプルなものですが、ヒューズにアクセスするためにアクロバティックな姿勢になったり、アースを取るため外したいナットが回しにくい位置にあったりと単純作業が意外と難しい傾向にあります。

現にZ4の場合はヒューズボックスにアクセスするだけでもパネルを外したり配線をどかしたりで30分くらいかかったのと、ナットを外すにも狭すぎて手が回せずラチェットレンチを用意したりでめちゃくちゃ疲れた記憶があります。イメージ的には回すだけで外れるネジなのに、硬すぎて工具がないと回せなくなるような「こんなところに労力かけたくないんだけど」な感じ。

反面ヒューズの挿し替えは15秒もかからず終わってしまうのでこのあたりのギャップが激しいですね。何はともあれこれで気兼ねなく高速道路を使って旅行ができるので結果的には良かったです。

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