Razer Blade Stealth 13のレンダリングが爆速過ぎる

記事内に広告が含まれています。
広告

クローゼットで眠り続けていたゲーミングPC

ゲームPCとしてではなくクリエイティブPC(主に動画編集)として購入した「Razer Blade Stealth 13」。高い処理能力を必要とするゲーミングPCなら動画のレンダリングも快適に行えると判断してこちらのモデルを選びました。性能面だけではなくデザインが美しいことも重要なポイント。Razer Blade Stealth 13のスペックは以下の通りです。

  • 13.3型4K光沢ガラス(3840×2160)
  • OS Windows10 HOME
  • CPU Core i7-1065G7
  • メモリ 16GB
  • SSD 512GB
  • NVIDIA GeForce GTX1650

13インチという持ち運びに特化したPCとしてはなかなかの高スペックです。普段は色々な面で使い勝手の良いSurface Pro 6を使用しているのですが、Cinema Proとの相性が絶望的に悪いのと、たった5分の動画のレンダリングでもぶっ倒れそうになるくらい遅いのでクリエイティブ用途でも耐えられるPCを求めていました。

Razerのモノリス型のデザインは個人的に究極のプロダクトデザインだと思っています。MacBookのデザインが好きな人なら魅力が分かりやすいかも。イメージ的にはダークMacBook(少々厨二っぽいですがこれが一番近い)ですね。背面の大型ダクトや蛍光グリーンの端子類は破壊力抜群の戦闘に取換したPCであることを感じさせます。

Razerの蛇が3匹ワチャワチャしたロゴ。別名サザンドラ。

初心者向けのCorelやPowerDirector、プロまで使えるAdobeなど様々なソフトを使用してきましたが、サクッとそれなりの動画を制作したい場合はVEGASが一番楽です。動作が軽いことで評判のVEGASですが、Surfaceだと数分おきにソフトが落ちたりスライダーがカクカクしたりとストレスが溜まりすぎて血管によろしくありません。

ですがこのRazerならその心配は無用!CPUとGPU性能がSurfaceとは比べ物にならないほど高いので、動作のすべてを滑らかに遂行してくれます。スライダーの動きは激スムーズ!作業を捗らせるためにもストレス対策はかなり重要です。

試しに5分くらいの動画をレンダリングしてみましょう。基本的にCore i3以上のCPUであればギリギリ動画編集できるのですが、問題はレンダリングに地球が誕生するくらいの(体感的な)時間が発生することです。性能が低いと数時間待たされることもありますし、最悪の場合はそのまま固まってしまうこともあります。

ここまでくるとタスクマネージャーが友達です。「Ctrl」「Alt」「Del」のお世話になりまくりなPCに動画編集の未来はありません。

それではRazerに搭載されているNVIDIA GeForce GTX1650の性能を試してみます。

はい神様!

結論から言うと爆速です。今まで5分くらいの動画をレンダリングするのにSurfaceだと40分〜50分かかっていたのですが、Razerではそれを5分以内で終わらせてくれます。GPU使用率も大したことないのでこの程度の動画なら余裕なんでしょうね。Surfaceにも内蔵グラボのIris Plusが入っていますがあれは論外。

速さだけを追求するのならデスクトップ一択になるのですが、ガチガチ動画編集者ではなくライトなクリエイターレベルならRazer Blade Stealth 13のサイズ感があらゆるシーンで活躍してくれると思います。余談ですが動画編集や本来の用途であるゲームをするのなら4Kモデルではなくリフレッシュレートの高いFHDモデルのほうがおすすめです。

コメント